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My small story of a day.
日常のちまっとしたことを。

2014年12月29日:マキシムドパリでお祝い

今日は実は私の誕生日です。
昨日、一日早くお祝いしてもらいました、憧れのマキシムドパリ(銀座)で。ずっとやってみたかったアフタヌーンティーです。ティールームは真っ赤な内装で、ムーランルージュをイメージさせます。ロートレックの模写で囲まれた店内は、特別な気分にしてくれます!そして3段のアフタヌーンティーセット。これ、実は初めての経験でした。サーモンとキュウリのサンドイッチは、甘い物の間に食べると美味しさが引き立ち、イチゴのナポレオンパイはサクサクでカスタードクリームがあふれて美味しい。とっても優雅な時間を過ごしました〜。
挑戦を恐れない一年に出来ればいいなと思っています。



2014年12月27日:また横須賀の古き良きスポットが

昨年私が個展のために版画作品にした、横須賀の「シルバーベーカリー」さんが、今月20日をもって営業を終了されました。(版画作品はコチラ)
私が最初に目にとめた理由は、なんと言っても珍しい鉄格子のデザインと、壁に貼られたお店の文字でした。そこに青と赤の日よけが加わり、なんとも赴き深い風情を町並みに加えてくれている。最近建設されるレディメードの建物と違い、完全オーダーメードの個性が引き立ってました。店内は天井が案外高く、ケースには昔懐かしい素朴な洋菓子が並んでいました。すみの小さな机でシュークリームを食べました。実は2回ほどしか買物した事がないのですが、このような心温まるスポットが無くなるのは本当に寂しいです。せめてこの個性ある建物が、横須賀の町に残って行く事を望みます。



2014年12月25日:珍しくケーキ作り

今日がクリスマスだけど、日本はクリスマスがお休みじゃないので最近は23日の天皇誕生日に家族でクリスマス会をします。一年の中でこの時季だけ、私のケーキ作りへのモチベーションが出る。ここんところ色々な材料を買いためて、レシピ本とにらめっこ。オレンジブランデーケーキを試作してみて、かなり良く出来たけどブランデーとオレンジの強さがいまいち華やかでなくて、結局当日用にはナッツののったブラウニーを作りました。よく焼けた!
クリスマス会の締めくくりには、クラシックギタリストの兄が素晴らしい演奏をしてくれまた。演奏を聴きながらホイップクリームののったブラウニーを。こじんまりとした温かなクリスマス会。まさに至福の時。



2014年12月19日:2015のカレンダー3種

今年は、一つもカレンダーがなかった我が家。日付が分からないと、結構日常的に不便する。それが理由って訳でもないけど、来年用には早々と、3種類もカレンダーを入手しました。写真がちっちゃいのですが…。
まずは今年の10月に展覧会で入手した白黒のコミカルなイラストのヴァロットン。これはインスピレーションのためにもちろん作業部屋へ。毎年注文したいと願いつつ、売り切れになってしまったりだった「くらしの手帖」の花森安治さんのカレンダー。やっと注文出来た!これはキッチンへ。
そして、これは偶然の出会い、つい最近近所を散歩していて、気になっていた画廊のウィンドーに飾られた、温かい木版画のカレンダー!これは山高登さんというかなりベテランの木版画家のもので、日本の懐かしく美しい景色をたくさんの木版画にしている方だという。なぜ今まで知らなかったんだろう…。着眼点があまりにも同じで、(と言っても制作数、技術は足元にも及びませんが)お会いしたいとさえ思ってしまう。一度聞いたらちょっと忘れられないお名前だなあ。こちらはリビングに掛ける事にしました。来年はこれらのカレンダーに、沢山の予定が書き込まれるでしょうか?



2014年12月9日:うちのクリスマス

クリスマスは子供のころはとっても心わくわくするものでした。そうでもなくなってしまったのはいつからだろう?
結婚して実家から離れて暮らすと、そのクリスマスのわくわくを演出してくれていた立役者は母であった事を実感します。夜ごとのキャンドルナイト、クリスマスツリーは毎年母の演出で、赤系だったりブルー系になったり、リボン中心のアレンジになったり。そういう家の中の細かい変化が、これから訪れるクリスマスへの期待をどんどん膨らまされるのでした。
それを思い出しながら、我が家でも少しずつクリスマスらしい飾りを新調してみました。リースはなかなか理想通りの物が見つからなかったけど、だいたいイメージに近いかな。サンタさんの人形は、お腹がでっぷりとしていてほのぼのします。これから毎年出すごとに愛着が増しそうです。そしてウィンドミルのサンタのワークショップは、私が小学校か中学校の時にクリスマスプレゼントにお願いしたもの。高さが40cmほどあるので存在感があります。
新旧のクリマスの飾りを眺めながら、当日はどう過ごそうか考えています。



2014年11月26日:マトリョ−シカのブローチ

既成のイメージの強いモチーフは、今まで避けてきましたが、お客さんからのリクエストがあって初めてマトリョ−シカのブローチを作ってみました。そうしたらはまった…。色の組み合わせや、お花の模様などを考えていると面白いし、ステッチやビーズ使いの工夫のし甲斐のあるモチーフだという事が分かりました。
夫には、緑のスカーフの子が断然かわいいと言われました。理由は、顔が一人だけ大きいからだそうです…。



2014年11月13日:クリスマスのオーナメント

我が家の今年のクリスマスツリーは、昨年おじさんに個展の時に頂いたゴールドクレスト(たぶんそう言うんだと思う)。現在全長50cmくらい。結構育った。オーナメントをつけなきゃと、100円ショプで探したけどなんか今イチ。なのでフェルトで作ってみました。ただ、この画像には購入した物も3つ含まれています。こうして並べると既製品と出来が格段に違う…。
お店でもツリーのオーナメントを意識して見ているけど、今年はアンティーク風のガラスのオーナメントが色々出ている気がする。目移りしてどんどん買いたくなってしまうけど、ツリーのサイズに合わせて毎年少しずつ増やす事にしようかな。



2014年10月29日:高橋幸子さん 木版画展

今日で終わってしまいましたが、鎌倉ギャラリーで今月行われていた、木版画家、高橋幸子さんの展覧会へ行きました。
私が中学くらいの時に、読売新聞の日曜版で連載されていた、かわいらしいきつねや猫の挿絵を毎週楽しみにしてて、切り抜いて保管していました。どうしてもこの人の名前を覚えておきたくて、「高橋幸子」と、長年の間記憶していました。当時は当然インターネットで色々な事が簡単に検索出来る時代ではなかったので、「またいつか再会出来るだろうか」と思いながら、自分が版画制作を始めたのも、少なからず影響があったと思います。
それが今年になり、友人が「自分の職場の近くに、とてもかわいい版画を飾っている所がある」と教えてくれました。それが、偶然にも高橋幸子さんの作品を専門に印刷する印刷会社だったのです。さっそく出かけて、今回の鎌倉での個展の情報を教えて頂いたのです。
個展では、高橋さんに会う事も出来ました。作品の持つ雰囲気通りの、優しい幸せに包まれた方でした。納得!私が昔見ていた、連載の版画も展示していて、時間を越えて再会出来た不思議を感じました!
この出来事は、ひとえに友人の着目のおかげですが、この時代にインターネット無しでも、きちんと再会出来た、自分の思いが通じた感じがしています。



2014年10月20日:Prost!

19日に終わってしまいましたが、毎年恒例の横浜赤レンガでのオクトーバフェストへ行きました。昨年は週末夕方から行ったので、ベンチシートにぎりぎりお尻を押し込んだ感じでしたが、今回は開店と同時の11時に行ったので席は選び放題。普段は午前中からビール飲んだりしないですが、この時ばかりは飲める!普段あまり飲めないヨーロッパの生ビールが飲めるので、最高のお祭りです。
ビールに合わせて食べたのは、定番ムール貝のワイン蒸しと、フィッシュ&チップス。ムール貝は本場と変わらないおいしさだったけど、フィッシュはマックのチキンナゲットみたいだった〜。がっかり。
この日は1000ml(2杯)で終了しました。美味しく飲んでるうちに終わるのが大人の飲み方ね。



2014年10月16日:刷りの作業

昨年の個展のために作った「横須賀ベーカリー」の新たなご注文を頂きまして、刷りをしました。
この作品は6色刷りなので、同じ作業を6回行うのはそれなりに時間と集中力が要ります。刷り終えた紙を版から外すときは、毎回どきどきと、新たな喜びがあります。そして色が重なって行く過程は本当に美しい。最後の黒色版を載せてしまいたくない、と思うときもあります。本当に自分は版画が好きなんだな〜と思う瞬間です。



2014年10月14日:第8回東北の建築を描く展

東北工業大学建築学科主催の、「第8回東北の建築を描く」公募展に出品しました。もちろん入賞を狙っていましたが…、恐らく応募者の半数は入ると見られる、入選どまりでございました。しかしこの公募展、さすが教育機関がやっているだけあってとても丁寧で、作品を発送した後に受領書が届いたし、そのあと入選のお知らせも封書で届いたし、展覧会開催のお知らせで大きなポスターとDMハガキまで10枚届きました。きちんとしてるなあ。
展覧会の会期は10月24日〜29日、場所は仙台市青葉区のせんだいメディアテーク6階ギャラリーだそうです。入選者の作品209点(トホホ…)が展示されるそうです。
ちなみに私は、今年春に桜を見に行った弘前の商店の様子を多色版画にしました。素朴で気に入っています。お近くの方は見に行かれたらいかがでしょう。



2014年10月9日:横須賀の美味しい家庭的チーズケーキ

県立大学駅の線路下を抜けて坂を上った商店街に、ギンガムチェックという小さなカフェがあります。このカフェ、昨年私の個展の際に「シルバーベーカリー」の版画作品を購入して頂いた方が今年の1月にオープンしました。ご連絡頂いて今日行ってきました。あったあった、私の作品を飾ってくれていました!カフェに飾ってもらったのは初めてです。
看板メニューはシナモンロールとの事ですが、この日はチーズケーキを丁度焼く時に居合わせて、焼きたてを頂いてきました!本当は冷蔵庫で味を定着させるのですが、こんな風に焼きたてを頂けたのはラッキーでした。ふわふわで優しい甘さで、とても美味しかったです。写真では分かりにくいですが、コレ、普通のお店の倍くらいのサイズで、良心的なお値段…。お客さんに喜んでほしいとの心意気を感じました。一緒に出して頂いたハーブティーは、色々ブレンドされていてほっとします。
チェーンのカフェばかりでなく、こういった家庭的な温かさのあるカフェが嬉しいんですよね。お近くの方はぜひぜひ〜。



2014年10月6日:ヴァロットン(Vallotton)展

retro9月23日で終了してしまいましたが、三菱一号館美術館のヴァロットン(Vallotton)展を見に行きました。画家の友人に、版画をする私ならと勧めてもらっていたので、21日にぎりぎり行けた。友人の推測通り、私好みでした。巨匠相手にこんな事おこがましいですが、自分と近い視点を感じました。つまり、好みにぴったり来た、ということですね。実は長年大切に保管して来たポストカードが、彼の作品である事を発見して嬉しくなったり。
私としてはとても嬉しかったのは木版画作品が多かった事です。彼自身、日本の浮世絵に魅せられていくつかコレクションがあったようですが、彼の作品は浮世絵とはずいぶん異なります。黒と白に絶妙にレイアウトされた図柄を、便宜上木版画で作成しているかのよう。一色版画の場合、黒と白の区分をデザインするのがパズルのようで難しくも面白くもあるんだけど、光と影の部分の観察が素晴らしい。本当に勉強させられました。図録は当日売り切れで「What??!」と思ったけど、増刷中で注文したら送付してくれるって。楽しみ。
ヴァロットン展特設サイト!
ちなみに三菱一号館美術館のCIデザインも結構好きです。世紀末の雰囲気がよく出てまーす。(写真は購入した来年のカレンダー)



2014年10月2日:写真展「昭和」

根岸線沿いの本郷台は、緑と団地に囲まれた住宅街です。駅を出て左の方に進むと団地に挟まれて大きな施設が見えてきます。「神奈川県立地球市民プラザ あーすぷらざ」といって、研修施設やコンサートホールを備えた文化的施設。横浜でも横須賀でもなく、本郷台にこんな立派な施設があるのが不思議なのですが、このたびこちらの企画展示室で写真展「昭和」が開催され、見に行きました。
展示室自体は大部屋に簡易パーテションをたてたような物でしたが、写真はどれもひとつひとつ時間をかけて見たい、芸術的にも歴史的にも意義深い物ばかりで、途中に昼休憩を挟んでしっかりと見ました。展示は時系列になっていて、戦前→戦中→戦後と進んで行きます。わずか50年あまりの間にここまで生活が変わり、世界が変わった事、良かった事悪かった事も含め、変わってしまい、もう元には戻らないんだと強く感じました。戦争に負けた事も、失う物がない状態でがむしゃらに生きて来た日本人の事も、もう二度とそんなことが起きてほしくないと思う反面、国民が一つの目標(復興、発展)に向かっていた羨ましさも感じる。欲しい物が手軽に玄関に届いてしまうこの時代、精神の本当の充足感を現代人は掴んでいるんだろうか?とにかく図録をしっかりゲットして帰りました。12月23日までやっているので、ぜひ。
この施設、5階には世界平和展示室があり、このキュレーションはかなり豪華で一流です。通ってしまいそう。



2014年9月30日:6年間ありがとう

身辺の変化がありまして、昨日は沢山の人が集まって送り出してくれました。私の再スタートでございます。
改めて恵まれた環境に6年間も身を置かせてもらった事を感謝。もしかして私はラッキーな星のもとに生まれているかもしれない。
なので、今後も前向きに、これをステップにするくらいの気持ちで。がんばりまする。



2014年9月26日:シュニッツェルの日

村上春樹の昔のエッセイを読んでいると、ウィンナーシュニッツェルの話がよく出てくる。彼のお気に入りは、塩ゆでのヌードルとオリーブを添えて、熱いバターを上からかけた物だという。ウィンナーシュニッツェルはウィーン風子牛のカツレツの事だけど、最近はウィーンで食べても豚肉で作られる事も多いそうだ。それを言われると、去年ウィーンで食べたシュニッツェルは、果たして牛肉の本物バージョンの方だったのだろうか?美味しかった覚えはあるけどその辺は自信が無い。
きちんと牛肉で作ったシュニッツェルが食べたいなあと独り言を言っていたらなんと会社から帰って来たら、牛肉で作ったシュニッツェルが待っていた。名付けて「有給休暇の夫風シュニッツェル」。聞くと「シュニッツェルを作るのですが子牛はありますか?」とわざわざ聞きながら肉屋さんを何件か回ったらしい。あいにく子牛は無いか高いかで諦め牛ヒレ肉をうすーくたたいて作ってくれた。こちらはポテトと人参をガーニッシュに、トマトソースを添えて。美味しかった。帰宅したら食べたい物が待っているって、幸せ。



2014年9月15日:夏休みの記録

私の7日間の夏休みが先週終わりました。尾道→しまなみ海道サイクルロード→今治→大歩危小歩危渓谷→丸亀→倉敷という、毎日移動のあるめちゃめちゃ盛りだくさんの旅。そもそもが、広島の尾道から愛媛の今治を結ぶ、しまなみ海道にサイクルロードがある事を発見してから旅先は決まりました。
しまなみ海道7つの主要な島がサイクルロードになっていて、全長70キロ程度です。本気のチャリ乗りの人なら数時間で制覇出来るとの事ですが、橋に入る前の自転車専用道路はヒルクライムになっていて、結構大変。私たちは観光も兼ねて、途中の生口島と大島で宿泊しながらの3日間の行程でした。古い民家やみかん畑、そして美しい海が基本の光景ですが、それほど過疎化、高齢化しすぎているという印象は無かったです。時間がやたらのんびりと流れていて、体いっぱい太陽のパワーをもらいました。
後半はずっと行きたかった倉敷の美観地区で日本の美に酔いしれました。倉敷は「倉敷ガラス」を見るためにずっと訪れたかったのですが、倉敷民芸館のガラスの展示は本当に素晴らしくて、不器用なその形とガラスとしては厚めな素朴さがあまりにも魅力的でした。色も美しい。そしてそれ以外の様々な工芸品、民芸品との出会いも私の心に新鮮な物として残りました。物を手で作る、しかも自分の使う物を自分の手で作るのって基本の形かもしれない。この印象を、これからの物作りへの熱意へ向けたいと思いました。



2014年9月5日:レディブローチ3つ作りました

去年好評頂いていたレディシリーズのブローチ、新作3つ作りました。三者三様〜。
左の方はメキシコの女性(フリーダカーロとか)を、中央はパリのアーティストをイメージしました。右は特にテーマなし〜。細かく刺繍やビーズが入っていて見ているだけで楽しいブローチです。売れるかしら。



2014年9月3日:スタンプの注文受けました

ひさびさにお名前スタンプの注文頂きました。このお客様は手作りのパンとジャムをお友達に上げるときに包装紙に押したいとの事だったので、こんな風にデザインしました。サイズは5cm×2.5cmで、持ち手はソリッドの木(集成材ではなく)です。最近は版画のような大きなものばかり作っているけど、やっぱりスタンプ作りは楽しいです。



2014年8月24日:平塚市美術館-ブラチスラヴァ世界絵本原画展-

平塚まではるばるとブラチスラヴァ世界絵本原画展を見に出かけました。暑い日だった〜。東海道線でここまで来ると富士山も近くなり、なんだか遠くに来た感じがしました。
絵本の国際コンペというとボローニャのが有名だけど、こちらは出版された本が受賞の対象になります。
気がついたのは、mixed mediaで作られた作品がとても多かった事。布をコラージュしたりシルクスクリーンの上にドローウィングを書き足したりと、本として印刷された時にテクスチャの面白さが映えるような工夫がされていて感心しました。
そんな中でグランプリだったのは、なんと逆の発想、旧約聖書を鉛筆一本で描いたもの。濃淡を工夫したりスマッジしたり、描画を重ねる事で版画のようなレイヤーを表現したりと、技術の高さに驚きました。子供向けではないかもしれないけど、これもありなんだ、と思いました。すごい。
でも、一番感動したのは、荒井良二さんの「あさになったのでまどをあけますよ」。簡単な言葉しか使ってないし、皆が分かるシンプルさ、でも最後に涙が出ました。あ、今思い出しても涙が…。とても素敵で、固い心もほどけそうです。



2014年8月23日:追浜のこだわりカフェ「つきこやカフェ」

自転車日和じゃない日に自転車に乗って、選りにもよってここ?という場所に行ってしまいました。それは横須賀市追浜の、山の上にある日本家屋で営まれている「つきこやカフェ」です。
その日の天気予報は曇りだったんだけど、途中から降り出した雨はどんどん激しくなる。「これは無理か?」と一瞬思ったけど、初めて行く場所だったのでどれほどの坂道なのか想像出来ず。そのうち推定30度ほどの勾配になってさすがに自転車を降りて押すんだけど、雨のせいで靴を滑らせながら身の危険を感じつつ辿り着いた先には、日本人の心の風景にある、おばあちゃんちを少しオシャレにしたようなくつろぎの空間が待っていました。このカフェ、こんな辺鄙な場所にあるにもかかわらずとても評判が良いらしく、わりと遠くからお客さんが来るみたい。ランチは3種類で、私の選んだタコライスはピクルスの酸っぱさがきいていてツボな味でした。コーヒーはこだわりの自家焙煎で、世界中から豆を取り寄せているそうです。夜には11種類のピザを、これも外国から取り寄せたという竃で2分くらいで焼き上げるそうです。今度は夜に来てみたいけど、道は険しく暗いので歩いては来られないし、車だとワイン飲めないし。一体どうしたらいいのかしら?でも、敢えてこんなところで営業するなんて、こだわり精神がかっこいい。



2014年8月13日:昔の人の作った凄いモノ

carbonpaperご家族ポートレートの依頼を受けまして、「ぜひ版画で!」とのことで制作してます。絵が決まったら版に絵をトレースします。
そのときに私が20年来使っている優れものが、PILOT社のカーボン紙です。「紙」とは言っても、実はもうプラスチックに取って代わられているのですが、昔からこれが好きで…。版画だけじゃなくて、カンバスに描いたアクリル画の上にカーボンでトレースする手法で別の絵を重ねて、作品を作ったりもしてたなあ。ちょっと前にこの昔ながらのカーボン紙を画材屋さんに買いに行ったら、若い店員さんが申し訳なさそうに、「これしかないんですけど…」と差し出して来た。いや、これしかじゃなくて、まさにこれが欲しいんですよ!
逆に言うと、このPILOTのカーボン紙は、こんな風にして今まで不動の地位を確立して来たのではないでしょうか。誰もあんまり注目したがらないので…。注目されないけど長年地味に、だけどあるタイプの人たちにはとっても大切にされて頑張っているものって、愛おしいなあ。
今日も私はこのカーボン紙の上を、書けなくなったペンでごりごりなぞってます。



2014年8月6日:夏の暑さがもたらしてくれるもの

woodcutこう暑いと、気力を奮い立たせなければ何もする事にならない、洗濯と植木の手入れ以外は。
洗濯はもとから好き。汚れた服が綺麗になって行くプロセスを想像するだけで気持ちがいい。植木は、得意な訳じゃないんだけど母がやっていたのを見まねで初めて、面白さに目覚めた。出始めた芽を切り詰めると、数日後には新しい芽が沢山出てくるのが不思議で面白い。きちんとやればきちんと結果が出るのだ。特にこの夏の暑さは、植物にとっては恵みの太陽で、植木の様子が毎日変わるほど、ぐんぐん育つ!人間にとってはエネルギーを吸い取られるような苦行の時も、何かにとっては幸である事を思えば、もう少し頑張って夏を乗り切ろう、という気分になるね。



2014年7月29日:木を彫る

woodcut暑いさなか、木を彫っている。今は4つの作品制作を平行してやっているところです。作品制作のプロセスの中でも一番気合いを入れて取りかからなくてはいけないのが、構想の段階です。題材にする資料をそろえて目の前に置いて、スケッチブックに向かうのですが調子がでない時は時間が経つばかりで…。ノーストレスで気楽に楽しくやれるのが、彫りの段階です。彫る場所は決まっているわけだし、慎重さは必要だけど結構鼻歌まじりにのんびりできるので、好きです。



2014年7月23日:ちょっといいもの

earingminneで注目していた作家さんから遂に作品を購入しました。
ミニ盆栽用の鉢に小さな苔を丘のように盛り、その上にドイツ製のミニチュア人形やクリスタルを配置して、独特な世界を表現する、苔もすさんです。
今までも欲しいと思った作品はいくつもあったんだけど、悩んでいるうちにすぐに売り切れてしまうので、今回はすぐに購入しました。ブリキ製でエイジング加工の塗装が施されています。よく見ないと画像ではわからないけど、なんと傍らの木には光る実がついていて、暗いところで光るようになっています。中にLEDキャンドルを入れると、小さな世界が広がってとってもファンタジーです。作品としては冬の雰囲気があるけど、夏でも夜は電気をおとす事が多いのでムード満点で、とても気に入ってます♪
この作家さんとても気に入ったので、いつか誰かにプレゼントしたいなあ。



2014年7月13日:男は祭りだ

earingおっぱままつりに行きました。
追浜は高校生から下り方面に2つ隣の駅だったけど全然馴染みがなく、横須賀市という感覚もなかったんだけど今年初めて行ってみた。きっと地域の小さなお祭りで、御神輿が2つ3つ小さく出るくらいだと思ったら、国道を交差する道を一日封鎖して大変賑わいでいました。御神輿も10くらいは出ていたかな。近くの雷神社の神主様への奉納の儀式が結構長時間にわたって繰り広げられ、その間全ての御神輿はかつぎっぱなしで、男の夏!というむんむんとした気迫に溢れていました。こう見ていると神輿の担ぎ方の旨い下手は一目で分かる。お囃子係はもっぱら若い人たちが交代で。ずっと演奏しっぱなしだからえらいものです。
えー、それにしてもお祭りに出かけると、どこから出てくるんだろうと思うくらいヤンキーだらけです。最近はマイルドヤンキーという種別も出来たくらいだから、横須賀市は恐らく8割はヤンキーだと思います。熱いね、夏のヤンキー!



2014年7月1日:フェルトと刺繍のピアス

earing本格的な夏もまだ始まっていないのに、秋に向けてフェルトと刺繍のピアスを作りました。作り始めるとはまっちゃって、毎日こつこつ針と糸でせっせと作っています。金属のパーツや石を使ったジュエリーももちろん綺麗だけど、フェルトだと不揃いな面白さがあって温かい感じが好きです。
秋になったらマルシェに出店したいな〜と思っています。



2014年6月22日:大撮影会!

retro布ぞうり工房禅蔵の市ノ瀬さんの新しいホームページのために、ウェブデザイナーの岡野さんと一緒に先生のお宅にお邪魔して、写真撮影会をしました。カメラはCANONのEOS60D、
お気に入りの機です!お天気はギリギリ持ってくれて、緑豊かな中庭で、時折木漏れ日をうまく利用しながらカラフルな布ぞうりの写真を撮りました。まだ完成はしていませんが、写真が入ってかなりかっこ良くなっています。禅蔵の新サイト!
先生は今月末からパリのJapan EXPOに出展してきます。



2014年6月19日:「世界のKitchenから」新商品、エルダーフラワーとレモンピールのスパークリングウォーター

world kitchen今日売店で買ってみました。最初にシリーズが出た時から大注目のKIRINの「世界のKitchenから」シリーズ。
注目のポイントは、聞き慣れないけどなんだか興味をそそられる素敵な飲み物だという事と、なんと言ってもペットボトル飲料のイメージを一新する美しいラベルデザインです。こんなお仕事羨ましい〜〜。シリーズ通して、甲乙つけがたい素敵なデザインは、集めておけば良かったな〜と思うけど、こちらで閲覧出来ます。→世界のKitchenから
こちらの新商品、エルダーフラワーの香りがついているという事ですが、エルダーフラワーの香り、残念ながら知らない…。ロンドンではエルダーフラワーのハーブティーを飲んでいた友人もいたけど。でも飲み心地爽やかで、変な後味も無くとても美味しいスパークリングウォーターでした。なんだか息が綺麗になりそうな、嬉しいお水です。



2014年6月16日:古き良き友と

retro東京在住のロンドン時代の友人を初めて鎌倉へ連れて行きました。とても個性的な友人といると、意外な事に気づかされて面白いです。
久しぶりのミルクホールでは、初めてプリンを食べました。卵もカラメルも濃厚でとても美味しかったです。ここは民家の中にある大正レトロなカフェ。風が通り抜けるので気持ちいいです。ホームページは今イチだけど。



2014年6月13日:雑草魂

retroそこに道があるから。
そこに山があるから。

そこに穴があるから!



2014年6月10日:看板建築に恋して

retroretro今年4月に刊行された、グラフィック社の「看板建築・モダンビル・レトロアパート」を購入しました。街歩きでレトロな建物、特に看板建築を見つけては撮影している私ですが、この本に掲載されているような派手派手しい看板建築はあまり見たことないので、もの凄く面白くて毎日数ページずつだけ見ています。本当に制作意欲がわいてきます!
なぜこんなにも引きつけられるのか。恋のように、理由が分からず、という場合もあるけど、ちょっと考えてみましょう。
なぜなら人の手の入った感じがするから。とても綺麗に出来ているけどどこかいびつだったり、左右本当の対称ではなかったり。「ここまでするか?」というバカバカしい装飾が人間らしくて面白い。大工さんが西洋の様式を見よう見まね、あるいは想像しながら装飾した様子がうかがえる。現在の冷徹までにまっすぐ立てられたガラス張りのビルとは、同じ建築物でありながら対照的なんです。絶対にこれからも文化的遺産として守って行かなくてはいけないと強く感じます。
ところで三浦半島にも素敵な看板建築があります。一番装飾的で驚いた、三崎の古い商店街のもの。中には入った事無いですが…。アールデコ調(この、「調」というのが大事なんだと思います)で美しいです。



2014年6月4日:白金台 国立公衆衛生院

retro大学4年の夏、白金台にある国立公衆衛生院でほんの2週間ばかり教授のお手伝いのアルバイトをしました。教授のお手伝いと言っても何も出来ない私は、ほとんどお留守番の係で、それよりもあの建物に通うという事自体が今となってはまるで亡霊のように思われます。
外観の荘厳さはもとより内部は細かいところまで本当に古めかしくて、暗くてじめじめとした古い匂いが漂っていました。あまりする事も無かったため、教授の留守をねらっては、館内を探検して想像を膨らませていました。ある時は雷をともなう激しい嵐で、いつも以上に迫力を増した建物の一番高いところまで螺旋状の階段を上り、恐らく禁止されていただろう屋上のドアを開けてスリルを楽しみました。その後、私の冒険がばれて教授に怒られてしまいましたが。
そんな非日常空間が何気なく私の生活に飛び込んだ日の事を最近突然思い出しましたが、どうやらこの建物は本来の役目を終えて今は再開発計画を待っているようです。こういった歴史と風格のある建物が、廃墟にならずに保存されて、また使われるといいのになと願っています。
1999年夏 撮影



2014年5月31日:東京の変わらぬ景色

retroretro梅雨をスキップして真夏がやって来てしまったかのような週末でした。
中学時代の友人と美術の先生と上野公園へ出かけました。目的は話題のバルテュスでしたが、予定外にあと2件の美術館をはしごして、刺激の強すぎる一日でした。
という美術館巡りも実り多かったのですが、久しぶりの上野歩きは、懐古主義者の私には時代をさかのぼったかのような景色にたくさん出会えて、それもかなり実り多かったです。公園内の神社を抜けて不忍池に降りると、真夏の日差しが池をキラキラと光らせて、蓮の葉がゆらゆらと揺れています。早朝には睡蓮が咲いているのかなあと想像しながら出店の間を抜けると、傾きかけた茶屋が一軒たたずんでいます。先生の提案でそこで軽食のお昼を済ませました。わざわざそこでお昼をしようという物好きな人はほとんどいなく、3人で瓶ビールに冷やしうどん、おでん。目の前には蓮の池。こんなふうにのんびりしていると、自分が大正時代の人間になった気がします。東京には、こういうタイムスリップしたような不思議時間を過ごせる場所がまだまだ沢山ありそうだなと、発見の一日でもありました。



2014年5月16日:日本の包装紙グラフィック

retroretro旅行に行ってお土産を買ったときや、特に和菓子屋さんの包装紙を時々取っておきます。現在市場に出回っている色々なデザインと一線を画した、何か特有のルールに沿ってデザインされているかのような独特なもので、とても心魅かれます。特徴は、色数が少ない事で、これは印刷スタイルの特徴によるものでしょう。
不思議なのは、どんな小さな街の和菓子屋さんでも、それらしいよく出来たデザインの包装紙を持っている事です。きちんとお店の名前入りで。パッケージデザインに興味のある私は、どうやって街の小さなお菓子屋さんが、仕事をしてくれるデザイナーを見つけるんだろう、と不思議に思いますが、何かルートがあるのかな。
アップの画像のものは、金沢の九谷焼のお店のもので、つぼの絵柄をモチーフにした、金と銀のインクが使われた豪華なデザインですねぇ。



2014年5月13日:レトロパッケージ

retro週末に近所に浅草から駄菓子屋さんがやってきました。私は子供の頃駄菓子屋に出入りした事はないですが、それでも馴染みのあるこのカラフルなお菓子。注目すべきはこのレトロなパッケージデザイン。透明にする事で中のお菓子の色とプリントの絵柄が一つのデザインになっています。手描き感一杯のイラストも大好き。脱帽もんです。あえて、家の中で昭和が感じられる場所で写真を撮りました。



2014年4月30日:弘前城と桜

castlecastle今年のGWの前半は、弘前城の改装前最後の勇姿と桜を見るために、前日に宿をやっとみつけて旅に出ました。
弘前城の桜は有名だけど、ここまで凄いとは思いませんでした。もう視界が全て桜の世界で、遂にはありがたみが無くなるくらい…。いや、もちろん素晴らしかったのですが!
実はオススメは、弘南鉄道の終点の黒石市です。こちらも城下町だったようで、造り酒屋や古い問屋街を思わせるような軒下が残っています。ただ、京都や川越などのように美しく残されているのではなくて「ゴーストタウン」という言葉が頭をよぎるくらいボロッちく残っているのです。でも古い看板や看板建築は私には宝の山。興奮状態でシャッターを切り続けました。



2014年4月25日:春の牡丹園

botan鎌倉の牡丹園。
色とりどりに咲き乱れる牡丹の上には花を直射日光から守るための番傘が。この様子はちょうど、花魁道中のようでした。



2014年4月23日:母の日の蔵書票

exbris

母は色々な本を読みます。哲学、宗教、文化に特に興味があるようです。自分も大人になったらこんな難しい本を読むものだと思っていたけど、大人になったけど、自分が読む本は絵本とかデザインの本ばかりでした。
今年は版画で母の蔵書票を作ってみました。母は陶芸でピッチャーを作るのにも凝っているので、それもデザインに入れ込みました。
喜んでもらえるかな。