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My small story of a day.
日常のちまっとしたことを。

2018年4月20日:『小さな家のローラ』

「大草原の小さな家」と言えば、私の世代では誰でもピンと来るあの物語が、画家の安野光雅さんによって新しい本になりました。「小さな家のローラ」です。それを知って迷わず即購入しました。
私にとっての「大草原の小さな家」の物語は、おなじみNHKで放送されていたテレビドラマが導入ではありますが、それと同時期から繰り返し読み続けて来た、ヘレン・シュウエルさんの挿絵のついた翻訳物が心に残っています。と言っても、まだ大切に持っていて、年月で紙がすっかり茶色に変色してます。ページを開くと今でも、当時この挿絵とともに、アメリカの開拓時代の、何も無いけれど幸せそうな生活に胸をときめかせたことが思い出されます。特に、食べ物が出てくるとわくわくが最高潮に達して、グレービーだのエッグノッグだの、見た事も食べた事も無い食べ物に胸がいっぱいになっていました。(食べ物の下りだけ拾い読みしたりもしてました^^;)そんな想い出の物語が、全ページ安野さんの優しい水彩イラストで飾られているのですから、読む前から本当にわくわく。しかも、翻訳も安野さんによるもので、読み親しんだ下りが、絵本作家である安野さんによってどのように変化しているのかも楽しみです。


2018年4月11日:新潟は今が桜

「春は名のみの〜♪」という天気が続いている新潟です。でも、桜は方々で満開になっています。週末は、五泉の「村松公園」へお花見へ。でも、朝から雪の降ったというこの地域、現地へついてからも、さっき陽がさしていたかと思えば、突然氷が降り始めたりと、とても不安定な一日でした。公園の中に、常設なのか特設なのか、平屋の小屋が2つあって、中でゆっくりと焼き鳥などを食べながら花見が出来るようになってる。寒かったので、花見もそこそこに駆け込み、うどんやモツ煮込みを食べた。これがやけに美味しくて!お汁粉も甘くてうまかった〜。暖まってからお花見開始。
思い出せば、去年の桜の季節はずっと病院だった。ときおり食堂横のテラスに桜の花びらが舞って来たりして。あれから一年が経って、新潟で娘と桜を見ている。なんという変化だろう。花の季節に産まれたんだからと、「華子」と名付けた。友人から「華」という文字は、ことさらに木に咲く花を示すと教えてもらって、この字にして良かったと改めて思った。今は、まさに娘の季節だ。すごく嬉しい。今年の娘は、花を見上げて両手を上にあげ、「ほー」という高い声を上げながら歩き回っている。いちねんいちねん、どんな反応に変わっていくのか楽しみだ。


2018年4月7日:娘が一歳になった

先日娘が一歳を迎えました。私としては、一歳になるまでに色々とやりたい事があったのに、予定通りにはいかない、それこそが子育てなのだと実感してます。写真も、ばしゃばしゃ撮るだけ撮りっぱなしで、どうにかしたかったし、娘の絵も描きたかったし、記録にしたい事もあったのに、遂にこの日を迎えてしまった。
横浜から離れて暮らしているので、誕生日当日だけはどうしても、普段の週末と同じようにはしたくなくて、両親を呼び寄せました。色々忙しい都合もあっただろうに、何も言わずにすぐに旅行日程を組んでくれた両親に感謝。娘はおかげさまで、私と2人で過ごす時には見せない豊かな表情をころころと見せて、本当に楽しそうだった。なにより。ここんとこ天気の悪い新潟だけど、誕生日だけぎりぎりの天気になって、桜も見に行けた。そして、娘だけ仲間はずれは嫌だったので、赤ちゃんも食べれるケーキを作りました。
「0歳児」とはもう言えない事も少し寂しくて。でも、まだまだ可愛さが続いて行く事は確定。5月に横浜に帰ります。


2018年3月13日:新潟市美術館 野口久光展

新潟市美術館で行われている、野口久光展へ行きました。戦前から多くの映画のポスターを出がけたすごい人。そして、新潟市美術館は、引っ越して初めて。前から建物が気になっていたのですが、中に入ると、バババッと、モダニズムが目に飛び込んできました。何だ〜この感じ。チケットカウンタのアールや木の感じ、床や壁のタイル。マスタードイエローを用いた待ち合いスペースやカラフルなベンチも、すごく好き!そしてなんだか親しみを感じる…。そのはず、上野の東京都美術館や文化会館も手がけている建築家、前川國男の設計でした。前川氏は新潟出身だそうです。今回は雨だったので建物の写真が無くて残念…。待ち合いスペースのレジェのモザイクも美しいです。
ここに来られただけですごく興奮したのに、肝心の展覧会は、また素晴らしい物でした。原画がひとつしかなかったのは残念だったけど、当時このような芸術的なポスターが街を飾っていたかと思うと、もう誰も見る事の無い昔の時代を想像してとてもわくわくした。しかも、映画に忠実というよりも、映画の世界を自分のスタイルで表現していて、次は次はと見たくなる。特に文字の表現が秀逸で、英語に比べて日本語の文字のアレンジは難しいなと常日頃思っている自分が、いかに未熟であるかを思い知らされた!
ところで、私なんかは、映画館に手描きの看板が下がっていた時代を知っている最後の世代かもしれなくて、主演の俳優に一生懸命似せようとしているんだけど、若干顎のしゃくれ具合が違ったりして、姉と目配せで笑ったりしたもんだ。デジタル化が、多くの仕事を奪い去っていった。でも、今また手仕事が見直されているのは嬉しい事で、この展覧会は色々な事を思い出させてくれた。Very good!


2018年3月10日:村上の人形巡り

1週間前の事になっちゃいましたが、先週末は娘の初節句で、村上で行われている人形巡りへ出かけました。村上は城下町で、空襲の被害もあまり受けなかったため、古い家が多く残されています。その家々で代々受け継がれた素晴らしいおひな様や、武者人形などが一般に公開されるこのお祭り、すごく貴重です。でも、どんなに人が大勢押し寄せるかと思ったら、想像したほどでもなく、回り易かった。都内の美術展での混雑ぶりは本当に気違い沙汰に思える。実は今年は、初節句なのでぜひとも吊るし雛を買ってあげたかったんだけど、あまり探す機会もなくて買えませんでした。でも、村上で手づくりの吊るし雛をいくつか見ていると、これはやはり手づくりする物なんじゃないかと感じた。それぞれ異なる趣やモチーフ(くるまれた赤ん坊とか、めでたいエビや鯛が面白い)の表現の仕方、デザインのセンスを活かして色鮮やかに展開されている素敵な飾りだ。改めて、やはり娘のために作れれば…という気持ちがわいたけど、ちりめん細工は難しそう!来年に向けて今から計画しよう。


2018年2月28日:それぞれのアン

十代の頃から家にあった「赤毛のアンの手づくり絵本」の、唯一持っていなかったvolume2を、新潟の書店で買った!この本はとっても素敵で、赤毛のアンの物語に添って、各シーンに出てくるおいしいお料理やお菓子、手づくりの刺繍や布物を再現した写真と美しいイラストで構成されている。その頃、姉と2人でそれはそれはこの本で夢を膨らませた。もう少し大きくなったら、夢のようなレシピを元に、姉と一緒にクリスマスのご馳走を作ってみたり。こんな素敵な物が、誰かの手で編み出されたことが信じられなくて、しかも完璧なまでに美しい水彩画、それこそ「想像のつばさ」を果てしなく広げながらいつまでもページを繰った。やっぱり、その影響はあると思う、私が手づくりが好きになったのは。もちろん今でもこの本の足元にも及ばないけど、沢山のアイデアの源はこの本からもらったと思う。
そして、毎朝観ています、「花子とアン」の再放送!二度目だけどやはり毎回感動しながら観ている。名作「赤毛のアン」には、誰にでもそれぞれの想い出があるもの。私にとっては、この絵本の影響が大きいけど、村岡花子さんの翻訳は「丘の家のジェーン」で何度も読んでとても親しみを感じてきた。その翻訳家の半生を描いたドラマなので、なんだか色々なエピソードでとても感情移入してしまっている。改めて二度目観ると、役者も皆よくて、構成も良くてよく出来たドラマです。しかも、娘と主人公が同じ名前…。私にとってのアンの想い出に、今後このドラマが加わる事になりそう。


2018年2月20日:晴れの日ビスケット

全国の天気予報では曇りや雪のマークの多い新潟だけど、最近は現地の人しか知らない天気。朝から晴れ!雲は多いものの、日差しがかなりお部屋に入って、温かい。久し振りに洗濯物を外に干した。そして、こんな日はとっても出かけたいのだけど、腰の痛い私は娘をだっこしてのお出かけを諦める。娘が午前中に少し長めのお昼寝をしてくれている間に、ビスケットタイム!先日母が、雨雪の多いうんざりとした天気を過ごしている私を元気づけようと、送ってくれたIZUMIYAのクッキービスケット。色々な種類の入った大袋で、クッキービスケット大好きの私にはたまらん。そして、ひとつひとつの形が、かわいらしくて懐かしい。食べると、優しい甘さとさくさく感で、幸せの味だ。母の優しさを感じつつ、もうほんの少しだけ、娘がお昼寝していてくれますように。


2018年2月13日:大雪の中、友人は来た

大雪の新潟に、友人は来た。こんな季節に来るなんて、さすがこの友。しかも高速バスで!途中の交通の状況を心配したけど、無事に遅延も無く辿り着いた、よかった〜。でもこの天気なら、車を動かすのも大変で、もしかしたらずっと家で過ごす事になるかなと思ったけど、次の日は少しましな天気になった。
その次の日は、冬の新潟でまさかの晴天!なので、少し遠出をして、阿賀野市の瓢湖まで、白鳥を見に行きました。公園の入り口に入った瞬間に目に飛び込んだ、おびただしい数の鳥!想像以上の白鳥と鴨の数にびっくり。なにより、こんなに沢山の白鳥を見たのは、人生で初めてだし、白鳥達が頭上近くをどんどん飛んで行く。こんなファンタスティックなショーがただで楽しめるなんて、瓢湖はすごいなあ。白鳥って、水に浮かんでいるイメージだったけど、湖の半分は表面が凍っていたため、氷上を歩いている姿は可愛かった。意外に太く逞しい黒い足が印象的でした。それにしても、晴れた日の雪って、まぶしい!でも見渡す限りの雪景色に、友人と雪の上にバタンをやってみました。でも、案外雪の表面は固く、体は沈まなかった。
新潟市内は、古町商店街を案内しました。雪に埋もれた自転車、軒先のつらら、もの凄く太い氷の柱!毎日生活する人には大変さもあるけど、やはり雪って全てを美しく変える。風情のあるものに変える。今年の新潟市は、例年にない雪の毎日だけど、それを東京から来た友人に見せられて良かった。そして、毎日雪や子育てで閉じこもりがちな私に、羽の生えたような心のままの生き方をしている友人の色々な話に、すごく刺激を受けた。忘れていた旅のわくわく感が蘇って来て、今、私も旅がしたいー。
どんどん成長していく私の娘に会いたい一心で、この大雪の中足を運んでくれた、まるで娘のおばさんのような気持ちの友人に、すごく感謝と愛を感じた3日間でした。


2018年1月23日:昔の書体は素敵

先日、村上で素晴らしい物を沢山見たのでそれについて。
大町文庫という、お医者さんだった人が自分のたくさんの蔵書を公開した私設図書館で、沢山の復刻版の書籍を見ました。竹久夢二などが装丁デザインなどで活躍した時代の物かなあと思わせる、沢山の日本文学の本。もちろん復刻版ではあるけど、そのサイズ感、紙の手触り、職人の仕事を感じさせる印刷は、本来の本の良さを思わずにいられなかった。でも一番目を引いたのは、ずらりと並んだ美しい書体。英語のタイプデザインは星の数ほどあって、書体によってその言葉の持つ印象、雰囲気を自由に表現する事が出来る。でも、日本語でも、こんなに遊べるのかと思う、手によって作られたぬくもりを感じる書体ばかりで、改めて、「もっと日本語の書体に注目しなければ!」と思わされました。今回見たのは大正ロマンを感じさせる書体ばかりだったけど、平成をイメージ出来る書体って、どんなだろうって考えさせられてしまった。


2018年1月21日:村上市の塩引き鮭

新潟県村上市に、有名な塩引き鮭を見に行きました。テレビでは見た事があったけど、実際に天井からぶら下がる沢山の鮭を見るのは初めて!壮観でした。通りの軒下に沢山の鮭がぶら下がる、いわゆる鮭街道はあまり見る事ができなかった。村上の、寒くて湿った気候がこの塩引き鮭作りに最適なんだそうです。お昼に塩引き鮭を頂きましたが、普通にご飯と食べるには少し身が固く感じました。まあ、昔ながらの保存食だもんね。味が凝縮され、美味しかった。お茶漬けにしたいな。
町家が立ち並んでノスタルジックな町並み。あの松尾芭蕉が宿泊した旅籠も、火事で建て変わりはしたけど残っていて、井筒屋さんとして営業を続けています。中は、大正モダンな造りで、時間を忘れてゆっくりと過ごせそうなカフェ、わたしらは絶品の糀プリンと甘酒を頂きました。近所にこんな素敵な空間があったら、私だったら通ってしまいそうだけど、とても空いてました。
この村上市、風情のある町家が立ち並んでいて、実際に酒造りや醸造の老舗などが多いんだけど、「町家の外観再生プロジェクト」として、街ぐるみで建物をどんどん作り替えているそうです。江戸時代の宿場町のような景観に近づけようとしているのです。プロジェクトに賛同した個人の人までもが自宅を町家風に作り替えたりしています。興味あるな、この取り組み。まだお楽しみを残して来たので、また行ってみます。


2018年1月15日:大雪が降った

新潟市に大雪が降りました。新潟市内は雪が積もる事はあまり無いと聞いていたのに、今年に限って記録的な大雪!新潟県の中でも、特に新潟市で積雪が多かったのです。もちろん、私の人生初の大雪!かなりテンションが上がりました。とにかく11日の朝から雪が降り続け、予報では積雪10cmだったのが大幅に積もって最終的に80cmにまでなった。子供が小さいので、ほっぽり投げて外で遊ぶわけにはいかないから、何分おきにベランダで積雪を確認しながら、興奮がつのっていきました。気温も低いので、とにかくパウダースノウ!さらさらで、雪玉すら作れないくらい。
次の日、交通機関が麻痺しているため主人は一時間かけて雪道を歩いて会社へ向かいました。その日の午後、隣の奥さんに、とにかく車の上の雪を下ろさないと、車がダメになるかもしれないと教えてもらい、主人に早く帰宅してもらって雪かき。駐車場一面の雪の中をずぶずぶ入って行って、1m近く積もった雪を車の屋根から下ろす。面白いけど、永遠と思われる作業!でも変なスイッチが入って、ハッスル気味に雪を集めましたが、地元の方はとても落ち着いて、ゆっくり慎重に雪を下ろしていた。
次の日はなんとか晴れ!初心者の我々はもちろん車の運転は諦めて、とにかく食料の調達に徒歩で近くのスーパーへ。いつもの通りが様変わりしていて、とってもきれい。普段は通りに出ている人はほとんどいないのに、みんな家の周りを雪かきしていて、その光景だけでもわくわく。公園は完全に雪に埋もれていました。ブランコが埋もれている!その公園の中へずぶずぶ入って行く快感…。
いやあ、雪が積もらないと聞かされていた新潟市で、今年に限ってこんな雪が降るなんて、私たちは好運だったかな。今日は午前中はとっても晴れていて、散歩したかったけど娘の昼寝で断念。日が陰って来た。明日からまた、雪国らしい天気に戻ります。


2018年1月10日:新年初

1月3日に、車で横浜から灰色の新潟へ帰ってきました。途中雪がすごかった…。さて、新潟で初めての初詣は、新潟市内中心にある白山神社へ行きました。何の情報も無いままベビーカーに娘を乗せて行ったのですが、すごい行列!…と言っても都内の有名神社などに比べたらすぐにはけそうな程度でしたが、ベビーカーはきついなぁ…と言う事で、すぐに諦めて、越してから初めて白山公園見物をすることに。
この日は新潟の冬としてはあまりにも珍しい晴天!気持ちがすかっとしました。園内には重要文化財で、新潟県議会旧議事堂の建物が保存されています。大通りからも目立つ大きな建物で、一度訪れたかった。中には、昔の新潟市内の町並みの写真も展示されていて、とても興味深かった。昔は、新潟はお堀のある街だったんだって。でも道路の整備とともに、生活スタイルに合わせるために堀は埋め立てられてしまった。なんとももったいない!お堀と柳、そこに架けられた橋の景観が、今も残っていたら、どんなに素敵な街だったか!きっと今よりずっと観光客も多かっただろうね。
あまり意識した事無かったけど、この新潟県議会旧議事堂は、この時代に建てられた現存する唯一の旧議事堂建物なんだって。当時は同じような様式で日本中に建設されていた。とても貴重な物を見せてもらいました。
実は新潟市、私が思っていたよりも古い建物は多くはないです。期待した古い商店街も、どうやら無いようです。でもまだいくつかはあるはず…。街歩きできる季節になったら少し探してみようかな。