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My small story of a day.日常のちまっとしたことを。

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2022年7月22日:引っ越します

前回の日記から約2ヶ月経ってしまいましたが、怒濤の日々を経て、遂にあさって、5年暮らした新潟から引っ越します。もちろん、今年の7月はさすがに免れない(コロナがあったとしても)とは分かっていたけど、本当にそうなると焦った。何を焦ったかって、いかに新潟の大好きな場所たちを味わい尽くすか。もちろん、行ってみたくてまだ行った事の無い場所も惜しいけど、やはり想い出のたくさんある場所に最後に行っておきたくて。特に7月に入ると、猛ラッシュをかけて週末は遊び回った。7/1に東京に行ってしまった夫を毎週末待ち受けては、新潟の夏を満喫する日々となりました。
それも今週末で終わり。ついに来たか…、という気分。どちらがいいんだろう、たくさんの想い出を記憶の引き出しから引っ張りだして感傷に浸るのと、引っ越しのてんやわんやで、気がつけば全てが済んでしまっているのと。辛い想いをするくらいなら、忙しさにかまけて時が解決してくれる先までタイムスリップ出来れば良い。でもひとつここに書き記したいのは、2年前には想像もしていなかった最後になったなあ、ということ。つまり、たくさんの人に見送られて、惜しんでもらって去る事になったことだ。わざわざ家までお別れを言うために足を運んでくれた人もいた、最後にお別れランチに集まってくれたお友達、幼稚園の最後の日に、私と娘を最後まで見送ってくれた人たち、引っ越し作業中に娘を預かってくれた人。そういった全ての人たちの優しさや気持ちを思い出したとき、私の感情は最高潮に爆発寸前になる。やはりこの時しかない自分の感情に、しっかり向き合わないともったいないのかもしれない。
全てが私本意のこの場所だから書ける素直な気持ち、新潟はどれだけ私を掴んで離さないいんだろう、というのが本音だ。大好きな場所、景色、食べ物、日本海に沈む夕日、さらさらの雪、たくさんの優しい人たち(そしてかわいい子供たち。I am gonna miss you all!!)ー。私と夫、そして娘を育ててくれてありがとう。また会う日まで。


2022年5月30日:バラの越後丘陵公園と、近況報告

長岡の越後丘陵公園は、つい今月の頭に両親親戚と行ったとこだけど、バラ祭が今週始まったので週末に遊びに行った。新潟市からは車で1時間ほど走るけど、ここは来るたびに「いいなあ」と改めて思わされる。その中でも、この公園の真骨頂はやはり広大な敷地に咲き誇るバラ園!これでも五分咲きというところは、さすがのプライドだ。本当に、全ての株が、一番の瞬間を狙い撃ちして育てられているかのような完璧な美しさ。それが見ても見ても尽きない広さの中で展開しているのだから、目がぐるぐる回っちゃう。あたり中に香りも充満している。でも娘は鼻をつまんで「はなちゃんこのにおいいにがて。はやくいきたい」…。心残りだけど、遊びももちろん兼ねて来ているので、バラ見物もそこそこに遊具広場へ。ここは、大型遊具が充実しているだけじゃなく、外周をぐるりと回れる変形自転車が面白い。今回はクラシックカースタイルの、四人乗りに家族で乗り込んでのんびりと景色を眺めながらこいだ。奥の方にはポプラの並木が揺れる丘陵も広がっていて、いつもあそこまで行きたいと思うのに、辿り着かない。冬にはクロスカントリーが出来る林間コースもあるんだから、本当に広大な公園だ。お天気は最高で、木陰はすごく涼しい。こんな気候が長く続けばいいのに…。
もうひとつのお気に入りは、ここの音楽噴水。特にスターウォーズが始まると、いつも立ち止まって聞き入ってしまう。いい曲選ぶよなあ。音楽噴水の奥の方には、夏用の水遊び広場もあって、絶対にもう一度は来たい!
…というのが、転勤が決まりまして、7月には新潟を去る事に決まりました。こうなると、毎週末のお出かけが本当に貴重な物になってくる。6月半ばに入ればきっと引っ越し準備で大変になってくるので、遊べるのは今のうち。でも、7月の水遊びが始まったら、また絶対に丘陵公園に娘を連れてきたい。この日本一の公園のそばに住めたら最高、例え1年の半分は雪に埋もれていても。


2022年4月23日:花の町、五泉

先週末、新潟に5年住んでいて初めて、五泉のチューリップ祭に行って来た。もちろん、五泉方面には大好きな植物園があるので何度も近くまで行ったことはあるんだけど、きちんと行ったのは初めて。五泉は日本で一番のチューリップの栽培地だという。行くと、観光用の畑ではなくて、本当に出荷用のお百姓さんのお花畑を、出荷前に解放している、という感じの場所に、色とりどりのチューリップがそれはまあ見事に咲き誇っていて、わくわくした。一生懸命目に焼き付けようとするけど、すぐに忘れてしまうので、パシャパシャとカメラに収めた。遠くには山脈を望み、農家の家々が立ち並び、本当にのどかな場所だ。来る途中、見慣れた信濃川から阿賀野川の流れに変わると、同じ川でも違う趣を見せ始める。川ぎりぎりに茂る黄緑の木々が目に優しく、まさに春色だ。この阿賀野川の流れが実は大好きだ。
お昼時になり、せっかくなので五泉の駅前まで車を飛ばした。すると、新潟市にはあまり見られないようなレトロな町並みが広がっていた。ひなびた商店街の家ひとつひとつが宝物みたい!商店の看板や窓の形、窓ガラスに貼られたポスターやライト、そして鉢植えはもちろんチューリップ!のどかな昭和の町がきちんと残っていました。住み易そうだな〜。五泉の町を歩き回ってパシャパシャしたい…。新潟名物鶏の半身揚げの有名なお店に行ってみると、外まで行列していたので恐れをなして、近くのたこ焼きたこちゃんに行ってみた。(写真の建物ではありません)ここは見逃してしまいそうなくらい普通の古い平屋の日本家屋で、テイクアウトの他に畳の部屋があり、そこでのんびり出来たてを食べられる。目の前の窓の外に農家風の家の庭があり、たんぽぽやチョウチョを眺めながらリラックスできる。とろとろたこ焼きおいしかった〜。
旅番組を見ていると、海外の人たちが「この町が一番好き」とか「本当に良い所よ」と言っていて、いつも羨ましさを感じていた。関東に住んでいた時は、正直ほとんどそんな風に感じた事が無く、「へぇ〜うらやましい」という気持ちでテレビを見ていたけど、新潟に住み、いいなあと思う事がたくさん。今回五泉を訪ねてみて、住んでみてもいいかも、と思った。子供が小さい時にこの新潟で5年過ごす事が出来て、幸せだったなあ、と改めて思う。
追記:このあいだまで、新潟の冬のジメジメにうんざりで、もう新潟いい!と思っていたような…。


2022年4月14日:娘が5歳になりました

4月で娘が5歳になった。早いものだなあ…。でもまだ幼稚園が2年あると思うと、少しホッと。お誕生日の記念に、上越高田の名物、高田城址公園の桜見物もかねて、富山県ぎりぎりの境にある親不知への旅を計画した。親不知海岸では、もしかしたらヒスイの原石が見つかるかもしれないという話を聞いて、石ころの好きな娘が喜ぶかもしれないと旅の目的地にしたのだ。旅の事を少しずつ調べて行くに連れて、石拾いだけでなく、親不知は昔から交通の難所として有名であった事を知った。かの松尾芭蕉が歌に詠んでいたり、浮世絵にもその険しい海岸線が描かれているようで。事前に地図で宿のある場所を調べた時に気づいたけど、周りに商業施設無し!もう、このホテルしかありません、みたいな場所だ。期待が高まる!
行ってみると、確かに海沿いぎりぎりの崖に蛇行した道がくねくね、これを結構なスピードで走るので、怖いなあ!車が海に飛び出さないためなのか、道はコンクリートの橋のような物で覆われていて、そのすき間から海が見え隠れする。この光景を、海側から見てみたい、と思った。その道を抜けて前方にトンネルが見えてきたとき、右手の崖に沿うようにして宿泊するホテルが建っていた。今まで、子供が小さいため旅行の時は安心して宿泊出来るホテルを選んで来たけど、今回はだいぶ年季のある旧式のホテル。季節もあってカメムシも廊下に沢山いたりで…少しハラハラしたけど、このスリルが旅らしくて楽しい。娘も楽しんでいたようだ。廃線になったレンガトンネルを見に行くため、1人で急な階段を海岸まで下りて行った。こんな海沿いの崖っぷちに、貨物用の線路が走っていたなんて、ロマンを感じる。レンガって丈夫なんだなあ、まだしっかりとしていた上に、遥か遠くの出口の光が見えたけど、中が真っ暗なのであちらまで抜けるのは諦めた。もう一生来ないだろうから、行っておけば良かったか…。ところで、石拾いは思った以上に大人も熱中できた。大小さまざまな石がゴロゴロしていて、水に濡れたところは、どの石も宝石みたいにきれい。これもこれもと袋に入れていたら、しまいに袋が破けてしまった。帰り方向の高田城址公園では、桜が満開であっただけでなく、ブルーインパルスの飛行ショーもあり、人出が爆発していた。これが本当にコロナ禍であろうか…、ちょっと落ち着かなかったな。写真もあまり撮れなかったので、桜の写真は昨日行った新潟のスポーツ公園のもの。新潟にこんなに素晴らしい桜の名所があるのに、わざわざ高田まで行っちゃったな〜。


2022年3月9日:ディケンズの荒涼館を読み終えて

この一ヶ月くらいかけて、チャールズ ディケンズの荒涼館の全4冊を読み終えた。一冊が約450ページくらいあるので、これくらいのスピードは一般的にはどんな物か。ただ、私にとっては思っていたより早く読み終えたと感じている。夜ベッドに入って、眠っている娘の脇でランプの暗い明かりでこれを読むのが楽しみな毎日だった。つまり、すっかりはまってしまったという事。正直、ディケンズの本を読むのはこれが初めて。例えばクリスマスキャロルとか、オリバーツイストとか、もう少し一般的な書があるけれど、初めてにして長い荒涼館を読もうと思ったのは、実はイギリス制作のドラマを見た事があったからだ。ドラマにはそこまではまったわけではないけど、なんとなく、一体この世界はなんなんだろう、一体何について描かれている物語りなのだろうと、心に残っていた。本は、当然ドラマ以上。一文一文をとても大切に書いている事が分かる。読んでいて、ここまで世界観を感じられたり、光景や空気、騒々しさや静けさなどを頭のなかで再現出来る文章がすごい。特に面白いのは、私が殊に興味を持っている、19世紀ロンドンの情景描写だ。ディケンズは、当時のロンドンの町中を歩き回り、様々な生業、生活、特に貧しい人たちの生活をたくさん記録した。なので、当時のロンドンを知り尽くした部分で、これだけ豊かな表現が出来たんだと思うし、その書を読む事で、こちらは昔を旅する事が出来る。昔の本だし、読みにくいのかな、すぐ挫折するかな、と思っていたけれど、その物語りの展開の面白さや魅力的な登場人物たちに心引かれて、どんどんと読み進める事が出来た。やはり読書はいい!
読書つながりで、またどんどん版画のしおりを作っている日々です。今回はおとぎ話をモチーフにした多色刷りのものです。自分が本が好きなので、本関係のアイテムを増やしたいと思っています。


2022年2月20日:冷たい雨

今年は、二十四節気などが書かれている歳時記カレンダーを使っている。それによると、今日は「暖かな雨に、土が潤い活気づく頃」という事だけど、新潟はまだまだ。今日も朝からどんより暗い空、冷たい雨が時おりみぞれに変わったりしている。毎日にたような日々が過ぎて行くけど、その中にも少しずつ変化がある。娘の学年最後の発表会の日は雪。こっそりとそりで幼稚園まで娘を送ったりしているんだけど、それも良い想い出になった。それでも気温が随分高くなったのか、次の日には積もった雪はシャーベット状に。多少は季節が変わってきているのか。
今作っているのは、おとぎ話をモチーフにしたしおり。と言っても、絵柄はとてもシンプルで、ゴム版画の3色刷り。紐は、やはり心躍る物にしたくて、布で手づくり。次はどのおとぎ話をモチーフにしようかと、考えると楽しい。昨年から友人に頼まれていた看板は、すごく楽しい作業だった。木に彫ったり着色するのは、なんだか爽快だ。終わってしまって寂しい気持ち。私の場合は主婦業の合間にこういう事を出来るだけなので、もしがっつり作業に没頭出来たなら、もっと凝った作品を考えて、作りたいなあ、と思う。反面、ちょこっとした作品を日々カタチに出来る毎日も、それで楽しい。


2022年1月21日:おやさいはんが

新潟は、雪降ってます!実のところ、昨日はソリで娘を幼稚園へ連れて行った。近所の道路は交通量が少ないので、特に朝は雪が道路に十分にある。なので、ソリでも安全なんだけど、念のため幼稚園には見つからないように、電柱の陰に隠してお迎えにも行った。でも、ソリで行けるならまだいい。これが吹雪いていて気温がマイナスだと、さすがにソリだと凍えてしまう。今日は、幸運にも夫が車で連れて行ってくれた。来週はどうなるのか…。
昨年中に作り終えていた、おやさいはんが、やっと陽が出ている日中に写真を撮れた。木版画の色の重なりは、刷るたびに違う表情を見せてくれたりで楽しい。完璧な仕上がりではないけれど…、まあまあ気に入っている!これを、本当はキッチンタオルに印刷出来ればすごくうれしいんだけど、コストがすごくかかりそうなので、多分ポストカードにする予定。今年もこんな風に、自分のやってみたい、見てみたいものにお金を使って、結局いつもプラマイ0になる〜。


2022年1月5日:新年明けましておめでとうございます

昨年12月の29日に横浜へ帰省し、新年3 日に新潟へ帰ってきた。今回は長めで、約6日間横浜に滞在したので、毎日晴天の日々を楽しむ事が出来たけれど、新潟に帰って来てからの反動がひどい…。今日はまだ午後になって晴れ間が見えて屋根の雪も溶けてきたけれど、なのに雪が舞っているという天気…。新潟5回目の冬なのに、慣れない、というか、そろそろうんざりしてきた。毎日の窓の結露ふきは終わりが無いし、暗くてじめじめの冬…。横浜のからりとした晴れの冬とは大違い。気分にも影響が出るわ。大人がこんなだから、子供だって同じはず。今回横浜を出る時の、娘の涙には本当に切なくなった。コロナのせいもあって、1年ぶりに会えた親戚やおじいちゃんおばあちゃん。近くに住んでいれば、もっと頻繁に合えるような生活が出来たのに…。もちろん、仕方の無い事だしもう5年頑張ったのだから今更言う事ではないけれど、正直かわいそうな事しちゃったのかなあ、と思ってしまう。ただ、新潟ならではののびのびとした遊びは色々と出来たと思う。大きな公園は選び放題にあるし、少し車で走れば田園地帯。雪遊びも毎年楽しめたし。
なんだか新年から振り返りモードだけど、5年ともなると、もう転勤も近いはず。なので、ぐちぐち文句言わないで、新潟ならではの楽しい事をどんどんやっていくつもり!娘もあさってからの幼稚園を楽しみにしているようだし、親もグレイスカイにめげずに頑張ります。