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My small story of a day.
日常のちまっとしたことを。

2017年12月25日:メリークリスマス!

10分前に陽が射していたのに、今は氷が降っている、という天気が毎日な、新潟です。クリスマスの今日は、強風の中、雲がどんどん流れていて、陽が射したり隠れたり。まるで山の天気のようです。
さて、今年は娘の初めてのクリスマスなので、ちょっと奮発してクリスマスのイヤープレートと、せともののクリスマスツリーを買いました。昔の母子のように、引き継げる物が無いので、これは娘にずっと特別な気持ちで持っていてもらえたらなと思って。
素敵なプレゼントも届きました。まずは、今月の初めてに友人の手づくりのパン。すごく美味しくて、バター塗ってあっという間に平らげた。娘のために絵本も届いたし、クリスマスの週末には素晴らしいデザインのチョコレートや、船乗りのロープの巻き方をモチーフにした壁飾り。長年会っていない友人達からのプレゼントが心にしみた〜〜。どうもありがとう!
我が家では、スペアリブと、父のウクライナ土産のRoshenのチョコレートでガトーショコラを作りました。いつも、8ヶ月の娘に合わせて特に夕方からは本当にばたばたと時間が過ぎていくのですが、昨日はプレゼントの喜びも手伝っていつもより少しのんびりした気持ちになった。
そしてその夜、なぜか娘の夜泣きが無かったのでした。最近毎日、♪You better watch out You better not cry♪と歌っていたせいかしら…


2017年12月5日:新潟はグレイスカイ

新潟の冬が、こんなに毎日グレイでウェットだとは知らなかった。横浜は、冬って結構晴れる。すかっとした雲ひとつない寒空、そんな冬のイメージなんだけど、新潟は…。毎日「you are my sunshine〜♪」を、娘を見つめながら歌ってはいるけど、なかなか気分が晴れないね。毎日週間天気予報を見ては、がくっときています。北欧の人たちが、日照時間の極端に短い冬の間を、家の中でいかに楽しく心地よく長時間暮らせるかを工夫した結果、明るく楽しいテキスタイルが自然と産まれて行ったのがすごくよくわかる。この冬いかに家の中で楽しく暮らせるか。それが私の今のテーマです。


2017年10月16日:ロシア民話 バーバ・ヤガー

新潟にはとても素敵な図書館が沢山あって、図書館生活を満喫しています♪異なる図書館から借りていた二冊の本に、偶然同じ人物が登場していました。その名も、バーバ・ヤガー!それはロシア民話の中に出てくる恐ろしい魔女の事だそうです。ひとつは絵本ですが、もうひとつはロシアの絵本作家、ビリービンの仕事についての本。この2つ、表現方法が全然違っていて面白い。絵本の方は木版画の良さを存分に活かしたかわいらしいイラストで、黒で刷られた絵に赤と黄色のみで着色されています。ビリービンのイラストでは、わりと実写に近い表現方法で細かい描写がされています。私が気に入ったのは、このキャラクターの設定。どくろの柵を張り巡らし、大きな鳥の足のついた森の中の家に住んでいる魔女。そして、森の中を足のついた家で駆け回っては、悪い子を見つけて捕まえてスープにする。家の中の戸棚には、魔術に使うありとあらゆる材料が揃っているけど、唯一、黒いヒマワリだけが見つからず、長年探しまわっている。なんと想像がどんどん膨らむじゃないですか!日本人の私には馴染みの無かったキャラクターですが、日本で言えば…やまんばみたいなものかな?Blair Lentというイラストレータ(なんとアメリカ人だった…)の発見も、私には財産でした。総版画での絵本制作への夢が膨らんできた。これからどんどん彼について調べよう!


2017年10月5日:沼垂朝市へ行きました

新潟市中心部に近い、古い商店や住宅が多く見られる沼垂(ぬったり)というエリアで、月一回朝市が開かれているという情報を得て、おでかけしました。ちょうど母親も横浜から遊びに来ていたので。
こういう地方の朝市とかって、どんなかな、お野菜の直売とかのお店が沢山並んでいたり、要らないものバザーみたいのが出ている感じかな?と思ってました。そうしたら、なんとなんとお洒落な!昔ながらの軒の低い長屋風の小さな(元?)商店街に、若い人たちがカフェや雑貨屋さんなどの新しいお店を開いている路地に、沢山のカラフルなストールが並んでいて、ロンドンで言えば、コロンビアフラワーマーケットみたい。アクセサリーや衣類、布製品のお店やパン屋さん。食べ歩きも出来るフードトラックまであって、午前中だけだけど沢山の人で大にぎわいでした。とってもセンスの良いセレクションの古本屋さんや、素晴らしいドライフラワーのお店もあって、月一回必ず行きたい〜と思えるマーケットでした。新しい土地でこんな嬉しい発見。
調べたら、とても素敵なホームページまで出来ていて、なんと商店街作りの取り組みが、グッドデザイン賞ももらっているよう。次回はもっと良い角度から写真を撮ってくるね。
沼垂テラス商店街


2017年9月18日:月光荘のスケッチブックがきた!

このところ、制作への意欲と時間が若干戻ってきました。しかし、気分が乗るスケッチブックが無い〜。と思って、取り寄せました、月光荘のスケッチブック!実は7冊目になります。使用しているのはウスの2Fサイズ。この紙の薄さと、ペンののりの良さ、枚数の多さで、「こんなんどう?」って思ってしまうようなアイデアも、どんどんどんどん書いていける。その手軽さが好きで、これを前にすると調子いいんです。今回は、持っていなかったピンクと、気に入っているブルーを買いました。私のスケッチブックはアイデアだけがたまり放題。少しずつカタチにしたいけど、もう人生も半ば来ちゃったわ。


2017年9月11日:カーブドッチ(Cave Docci) ワイナリー

今日は9月11日ですね。少しでも安全な世界に向かっていけるよう祈っています。
ところで、週末にまたお出かけ。今回は、新潟市のワイナリー、カーブドッチへと出かけました。お天気もよくて〜♪車で30分あまり、海岸線の道を松の防砂林に囲まれて走り続けると、だんだんと田園風景が見えてきます。すると大きな木の看板が見えてきて、そこが目的地。敷地内にワイナリー、レストラン、カフェ、ホテル、結婚式場、スパなどの素敵な建物がこじんまりと集まっていました。外国のワイナリーにイメージするような丘隆地ではないので見えないのですが、その周囲はかなり広くブドウ畑が広がっているよう。ここにはいくつか素敵なレストランがありますが、残念ながら小学生以下の子どもは入れないの泣。この日はベーカリーカフェでランチをしました。ワインを造る工程で出来るブドウジュースは、濃くて美味しかった!そして天然酵母を使った焼きたてパンがすごく美味しくて、外国のドラマに出てきそうな大きなローフをいくつか買いました。新潟、美味しいパン屋さんが多いと常々思っていたけど、その中でもここのパンは一押しかも!
今回は、お酒が飲めないので一応下見でした。来年以降は、テラス席でのんびりと焼きたてパンやソーセージを食べながら、ワインを楽しもうと心に誓いました。


2017年9月4日:図書館のある生活♪

週末、新潟市の中央図書館、ほんぽーとへ行きました。横須賀では丘の上の図書館まで歩いて30分くらい、よく出かけてました。このほんぽーとは歩いては行けないけど、とにかく今まで行った公立図書館の中で最も素晴らしかった!建物は新しく美しいデザインで、中も天井が高くとても開放的な造り。木をアクセントに使った優しい館内で、本をゆっくり読めるテーブルや椅子も十分に設置され、一見ガーデンカフェのような中庭の空間まである。駐車場は(有料だけど)十分に準備されていて、セルフ貸し出し機械まで充実。ほんとに驚いた!子どもの本コーナーの絵本の充実ぶりもすごくて、海外の絵本や紙芝居、奥には読み聞かせのスペースがあったり、授乳室も完備。いや〜〜、地方ってすごい!!首都圏に住んでいる者には経験した事の無いような感動を覚えました。そして、なんとなんと焼きたてパンの食べられる、おしゃれなカフェまであるのです〜。ほんとうにびっくらこいた。
今の私には、残念ながらゆっくり本を読む時間も、まったりカフェで過ごす時間もないけど、本が好きで、図書館という空間の好きな私には、すごく嬉しい発見でした。そのうち車で行けるようになって、娘と本に溢れた生活を送りたい。


2017年8月26日:新潟県立万代島美術館

週末に、新潟県立万代島美術館へ行きました。子どもが産まれてから美術鑑賞なんて考えもしてなかったけど、どうしても藤田の絵が見たくて、美術館のホームページを見てみた。そうしたら、ベビーカーの貸し出しや授乳室まである!ということで、家族三人で出かけました。受付の方は親切で3人一緒の写真まで撮ってくれるし、(写真は2人のものですが…)色々説明してくれて細やかな心遣い。それでもはしゃぐ子どもの声が気になって少し駆け足にはなったけど、安心して楽しめた。自分が子どもを連れて出かけるようになって気づく事だけど、授乳室を備えてある施設は今時けっこうあるけど、美術館でっていうのは想像してなかった。なんとなく、美術館はsnobな印象があるので。こういう発見て、すごく嬉しい。
藤田の絵はもちろん美しく、久し振りに感性充電が出来ました。


2017年8月16日:素敵な贈り物が届いた

素敵な贈り物が、新潟に届きました。包みを開けると、有名な絵本「ちいさいおうち」(原書版)と、その展覧会のパンフレット、リンゴのデザインのプリントのフォトブック、その中に友人からの心打つお手紙が入っていました。彼女にとって子どもの頃から読み続けている「ちいさいおうち」の作者、ヴァージニア・リー・バートンの展覧会があったとのこと。その展覧会に感動し、私の事を思ってくれたとの事で、この素敵な贈り物セットを届けてくれたのです。昨年の引っ越し、妊娠、出産そしてまた引っ越しと、作品制作だけでなく、制作のためのリサーチにも時間も気持ちもほとんど割けない日々が続いている中、制作への気持の後押しをしてくれる贈り物でした。素敵な友人は宝物。そして、彼女の言うように、もう少ししたら子どもに読み聞かせをしたい(英語で!)そして子どもが大きくなったら、このエピソードも語り聞かせたい。


2017年8月14日:食べ歩きが楽しい!古町商店街

新潟市内の土地勘を掴むために、連日精力的に市内をめぐっています。今日は、先週に引き続き古町商店街へ。先週は、上古町商店街という、道幅も狭くこじんまりとしてこだわりのお洒落なお店の多いエリアへ行きました。そこはとても素敵なんだけど、今日は反対側の、背の高いアーケードのあるよく地方都市にあるようなスタイルの、古町モールへ。上古町が、より観光客向け(おしゃれ感あり)なのに対して、ここは庶民の生活に寄り添ったお店が多い印象。お盆休みのせいで休んでいるお店が多い中、「富士屋」というパン屋さんを発見。このアイスメロンパンは、香ばしく焼いたブリオッシュ生地がふわサクのメロンパンに、ソフトクリームを挟んだ逸品。最高に美味しい!そういえば先週も食べ歩きしたなあ。絶対痩せない夫婦のパターン(苦)。
近くに来たので花街にも足を伸ばした。ここは、有形文化財にも指定されている料亭「鍋茶屋」のある通りで、2年前に大興奮で写真を撮ったのが懐かしい。今日は休業でしたが、趣のある石畳の通りで、バギーを押す私をパシャリしてもらいました(ちなみに背景は鍋茶屋ではないのですが…)。相変わらず素敵な建物で、こんな街に住める事が嬉しい。
お盆休みもまだあと6日ある。嬉しいな、明日はどこへ行こう。


2017年8月8日:台風到来

今日は、台風の影響ですっごくムシムシしています。朝から除湿で快適に過ごしています。もう友人などには投函しましたが、お引っ越しハガキを作りました。スケッチブックにささっと描いたイラストを、イラストレーターで2色刷り用の版下に加工して、レトロ印刷に注文!これでこんなに素敵なハガキが出来ました♪毎回、到着した包みを開く時が本当にわくわく。
ところで、今日も午前中にはなちゃんをだっこ紐でお買い物に行きましたが、こちらではだっこ紐で赤ちゃんを連れて歩いている人自体が珍しいのか、あちらから歩いてくる方がみんな笑顔です。スーパーでも、バギーを押しているとおばあさん達は必ず赤ちゃんを覗き込んできます。神奈川では(短い期間だったけど)、あまりこういう事はなかったかな。関心を持ってくれる温かい目が、心地よい。


2017年8月2日:家の周りで色々発見

私の住む地域は、どうやら古い家が多いらしい。気晴らしに時々はなちゃん連れて散歩に出ています。家の周辺を歩いただけでも、面白い発見があった。まず、道はとても広々としていて、車通りはあまり多くない。信号機は縦型タイプで、歩道は兼用になっている事が多い。一方通行も多いので、車の運転する人にはややこしいけど、歩く人には歩道じゃなくても広々歩ける〜。そして、私の大好物の建築たち。気づいたのは、かなり築年数の古そうなアパートやマンションが多く、なぜか茶色が多い!この旧ソ連の通信ビルを思わせるような茶色の建物は住居ビルで、「文京日鉄シャトウ」といいます。タイル張りの入り口や階段も、すごく気になるわ〜。しかも「北越銀行」の赤い看板がニクいね。もうひとつは、丸い窓がポップなビル。一階部分は店舗になっているんだけど、この日はお休みで、なんのお店だか分からなかった。この建物、ただの長方形ではなくて、実は六角形です。よく見たら、丸窓のはずなのに、その中に普通の窓枠があるのが謎だ。
なんて、ちょっと散歩するだけでも面白い発見が他にも色々ありましたよ。道はわりに閑散としていて、まず歩いている人はいません。なんだかホッパーの絵を思わせます。色々インスピレーション感じる散歩でした。今後に期待大です!


2017年7月25日:初めての日本海側

7月15日から、新潟暮らしが始まっています。怒濤の引っ越し騒動も、終わってみればあっけなく、今は普通の暮らしが戻って来ている…と言いたい所だけど、腰をやられた!!思えば大船のお家はテラスハウスで2階があり、はなちゃんをだっこしての上り下りで2ヶ月過ぎた頃から膝が痛くなってきていた。今まで膝が痛くなった事なんて無かったのに。それが足腰にき始めて、この日本海側のじめじめした土地、新潟に来てから疲れも相まって一気に来たらしい。日本海側恐るべし!引っ越してからずっと雨の日々。晴れる日はじめじめして暑い!じめじめは、日本列島どこでもだろうけど、大船からここに来て、やはりよりじめじめしていると感じます。湿気は関節の大敵だからねえ…。
そんなこんなで、特段どこにも行けていません。でも、枝豆はすごくおいしい!餅豚も美味しいし、野菜がみずみずしく美味しく感じるのは、気のせいなのか間違い無いのか。早く雨終われ〜、腰治れ〜、と祈りながら過ごしています。


2017年6月26日:週末の物件探し

大船に暮らし始めてほぼ一年が経とうとしています。バス通りから一本入ったところにある緑のテラスハウスは、周りは山や緑に囲まれて、今改めて緑の多い環境だったと思う。大通りからの車の音もほとんど気にならない程度で、もっと奥(駅から離れる)に行くと、やはり鎌倉だな、と思えるような元農家らしい豪邸や、見事に剪定された木々やお花の溢れる立派なお宅も沢山見られます。個人的には、駅までの道に歩道が無く、車の通りもそこそこあるので、大人一人が歩くのも用心が必要で、子どもと一緒だとより緊張しながら歩かなければいけないのが、今後子育てするにあたって不安でした。
それが、なんと新潟への転勤が決まりました。新潟へは、2年前に主人と訪れて、かなり良いインプレッションを持っていたので、嬉しくはあるのですが、実際に子どもが3ヶ月で、大船の環境に慣れ始めていたので、不安はあります。小児科をまた探さないと〜、そもそも自分で通える距離にあるのか?とか。で、急遽週末に一泊で物件探しに新潟へ行きました。地方なので、家賃も比較的お安いのかな?と思っていたのは甘かった。新潟市は都会だし、神奈川辺りとほぼ変わらないお家賃。物件よりも、地方ならではの特色としては、やはり車社会で、幹線道路沿いにスーパーや食べ物屋さん、ドラッグストアなどが点在している。緑の多さとしては…、正直神奈川の方が意識して街路樹や庭への植栽を気遣っているみたい。地方暮らしにイメージしていたような、のどかな緑の多い住環境は、ほとんど見つけられませんでした。でも、7月に住み始めるので、とにかく決めます!ただ、大人になってからの地方暮らしは初めてだし、新潟の町は結構エキサイティングで、色々歩き回るのが今から楽しみ。はなちゃんを連れて、どの程度歩き回れるか…。またこちらで新潟レポートをしていきます。


2017年4月28日:私の妊娠、出産、入院生活

4月5日に、女の子を出産しました。この経験を通して実感するのは、女性は、妊娠・出産(そして育児)で、身を削っているということ。妊娠期間も、体調の悪い日々が続いて、ろくに物も食べられなかったり体のあちこちが痛かったりするのに、その後死ぬほど苦しい出産が待っていて、産んだ後も色々な痛みと体の衰弱に耐えながらすぐに授乳や赤ちゃんのお世話が始まる。自分で経験してみて、こんな壮絶な経験だと思わなかった!友人や家族にも話は聞いていたけど、話で聞くのと自分で経験するのは全然違いました。
入院生活は、痛み・苦しみに耐える日々ではあったものの、すごく快適な環境で楽しい日々を送れました。少人数の病院で、個室はトイレ付きの清潔なビジネスホテルみたい。自分と近い日に出産をしたお母さん達と経験を交換し合ったり、毎日3度のダイニングでの食事(毎食素晴らしく美味しかった!特に、お祝い膳が、フルコースですごかった…。)の時間におしゃべりでリラックスしたり、ヒーリングマッサージを受けたり。看護士さんもとても親身で一人一人に合わせた対応をしてくれて、とても励みになったし。授乳の指導も丁寧にやってくれて、入院というより、なにか合宿のようでした。
今も体は万全には回復していないけど、今までの苦しさがチャラになるくらい、素晴らしい宝物が、今家にいます。出産って、女性にばかり負担があって、不公平だな〜と思うときもあったけど、毎日授乳の時、赤ちゃんと2人きりで向き合って本当に親密な時間を過ごす。おむつ替えやお風呂は手伝ってもらえるけど、これだけはお母さんにしかできない。しかも、産まれる前はこの子は私と一心同体だったんだ!と思うと、やはり、母が得かなって思う。これからバラ色の日々を、私は彼女と過ごします。


2017年3月22日:横須賀はあったかい。けど…。

週末に久し振りに横須賀へ行きました。フェルトブローチを置いてもらっていた上町のラ・テールさんが、委託販売をやめたので、商品を引き取りに行きました。引っ越し前にあいさつに行ったきりだから、約一年お会いしていないのに、あったかかった。ご主人には初対面なのに、お祝いにって苺大福を頂いちゃったし、帰る際に赤ちゃん用のピンクのかわいい帽子と、カエルの手刺繍の肌着を頂いたりして。すごく素敵なご夫妻で、心癒された〜。ラ・テールさんには素敵な食器や雑貨が沢山で、行くといつも何か欲しくなってしまいます。今回の戦利品は、昭和レトログラスと、素敵なブルーの花挿し。やった!委託販売が終わってしまったのは残念だけど、これからも横須賀に来たら訪れる場所があるのは嬉しい限りです。
その後は前からお気に入りの上町のタイヤキ屋さん。オススメはあんこ&チーズ。チーズは、クリームチーズのような甘い味。この取り合わせが最高で、作ってもらってその場ですぐ食べました。ここも、わざわざ生地を継ぎ足してまで羽をしっかり作ってくれて、サクサクで大好き。こういう心遣いに、横須賀の人情を感じてしまうのでした。
でも離れてみて思うのは、3連休の最後の日なのに、大船に比べると活気がない。流行っているのはドブ板通りのネイビーバーガーの店だけ。横須賀中央のメインストリートも人は少ないし、上町なんか閉めている店ばかり。好きな町だから、もう少しどうにかしたい!と思ってしまいました。再開発のために町のど真ん中に建てたタワーマンションは、完売にはなっても、町の発展にはつながっていないのが現状だわ。誰のための開発だったのか。


2017年3月11日:クッションカバー作った

鎌倉の素敵な生地屋さんSwanyでサンプルを見て一目惚れした生地で、同じようにクッションカバーを作りました。この生地、本当に素敵で、ざくっとした天然色の麻の生地に、まるで実際にその上に絵の具で絵を描いたような(プリントとは思えない!)ラフなタッチのマリンものです。さすがのセンスと言うか…、本当に欧米の方のトータルセンスの高さにはかないません!もちろんお高い生地でしたが…。ちなみに、見えないですが裏側はSwanyで様々な色で展開されている、良質の麻生地で、無地の濃紺です。超センスいい、この組み合わせ!まるっきり真似しました^^主人がこの上で昼寝して、へたり過ぎないか心配です。
ところで今日は忘れてはならない、3/11です。スーパーでお買い物中に黙とうをしました。本当に、関東に住んでいる我々にとっても恐ろしい1日で、一体これから先日本はどうなってしまうのかという日々が暫く続いた事を憶えています。ずっと忘れたくないです。


2017年3月6日:クジラの大きなトートバッグが届きました

creemaでずっと気になっていた、クジラのアップリケのトートバッグを注文していて、それが届きました。将来赤ちゃんとお出かけのときに色々な荷物を持ち歩けるような大きなトートを探していたのですが、無地だとつまらない〜と思っていて、思い切ってこの作家さんに注文したのでした。丈夫で大きめがいいな〜と思っていたら、届いたらその大きさにびっくり!赤ちゃんも運べるかも笑。デニム系の色々な色と柄のパッチワークで出来上がったイラストで、本当に私好み♪入院に持って行こうと、色々と荷物を詰めましたが、まだまだ余裕があります。これを持ってテンション上げて頑張るわ!


2017年2月13日:マタニティトリップへ!

そろそろ私のマタニティライフも佳境に入って来たので、お母さんになる前の最後の夫婦での旅に出かけました。と言っても、車で2時間程度の熱海なので、安心、気楽〜。
熱海は近すぎるのか、いつも通過するばかりで泊まった事は無かったのですが、最近また寂れかけた商店街などが話題を呼んでにぎわいを見せている所もあるようですね。でも、私は「寂れた」場所が大好きなので、恐らく鎌倉の小町通みたいになっているのかな〜と思われる駅前は行かず、銀座商店街の方をぶらぶらしました。裏道に、昔の遊郭であろうと思われる派手な看板建築をいくつか発見して、興奮しました♪あとは妖しげな映画館やピンクショーの看板。かつての熱海の繁栄を感じさせます。そして、レトロなスマートボールにも挑戦。夫は3列埋めてお見事!景品はへんてこな雪だるまの貯金箱、すぐにフリマ行き〜。あとはレトロな喫茶店に連日入り、懐かしいぶあついピザトーストや、カツカレーを食べました。
でも私が一番行って得したと思ったのが、お隣伊東市の「東海館」です。(写真一番下)ここは本当に一見の価値あり!現代では絶対に見る事が出来ないはずの光景が、川沿いに大きく広がっていて、昔の繁栄に浸る事が出来ます。「東海館」の歴史は古く、開業は昭和3年で、温泉宿として親しまれたそうです。3階立ての作りで、ひとつひとつのお部屋の作りが本当に素晴らしい。当時の大工さん、左官屋さん、建具屋さんが彼らの技術と遊び心のある意匠を尽くして作られた、ひとつひとつ異なるお部屋です。部屋には近代的暖房設備はないようで、火鉢が置いてありました。てっぺんには伊東市を見下ろせる展望楼も設置。なんと平成9年までは営業されていたということなので、残念無念。日帰り温泉は今もやっているようです。
近場でも色々と発見のある、楽しい旅でした。またすぐ来てもいいな。でも、それは先の事かな。


2017年2月6日:お花と鳥のフェルトブローチ

今年に入って初めてblog書きます。
なんだろ、別に何も無かった訳でもないんだけど、色々とプライベートすぎる出来事ばかりで、あまりここでは書けませんでした。それだけ。
ま、100%自分のホームページなんだから、自分の事を書けばいいんだけどね。最近は時間と体調に余裕ができてきているので、少し前からminne活動を再開しているのですが、今はお花と鳥のブローチ作りをしています。たのし〜〜。そして出来上がった物を見て、ニヤニヤ。何の鳥か分かるかな?上の5個はすぐに売れてしまいました。カルガモと、スワンが販売中です。どれも手放したくなかったけど…、私の出来る事ってこれくらいしかないから。もう少しで妊娠9ヶ月。その日が来るまでは、のんびり〜と、自分の出来る事をやりながら過ごしたいと思っています。


2016年12月30日:マンジャーレ!On my birthday!

昨日はわたくしの誕生日でございました。
主人と2人で、鎌倉の「カチュッコ」というトスカーナ料理店で静かにお祝いをしました。色々と良い評判を聞いているこのお店、駅からかなり離れていて(徒歩ではとても…)、周りは山に抱かれた静かなお店で、店員さんの対応もgood。そして、お料理がとても美味しかったです!私はとってもピザを所望していたのですが、ピザって、無難に美味しいくらいじゃ喜びが少ないと思いませんか?ここのピザには大満足!あとはポルチーニとトリュフのパスタという、今までで最も高級なのではないかと思うパスタを味わいました。こちらも美味。デザートは、「う〜ん、もう無理かな」と思ったのに、一人ひとつ頼んでしまい、結構なボリュームを平らげました。実は私は、今の時期食べ過ぎると、お腹が破裂しそうになるくらい苦しくなるので、絶対に腹6部目くらいに抑えないといけないのに、誕生日という事もあって結構食べてしまった…。でも、幸せなひとときを過ごしました。
年内はこれで最後になると思うので、ご挨拶申し上げます。いつも見守って頂きありがとうございます。皆様良いお年を!


2016年12月27日:帽子に注目

私は何を隠そう、イギリスドラマのファンです。ミステリチャンネルに加入してから、地デジをますます見なくなりました。特に時代物の推理ドラマでは、本当に衣装デザインが素晴らしくて、うっとりため息をつきながら、話の筋についていけなくなるくらい。衣装だけじゃなくて、当時の家具調度品やティータイムのカップ、家に飾ってあるお花など、世界感の描き方が素晴らしい。毎日見ているので、何か影響を受けた物を作りたいな〜と思い、帽子に着目して女性の胸像のブローチを作っています。主人には「生首」と言われたけど、こういうブローチ昔からあるよね?少しずつ時代を変えて、色々な帽子を被る女性達を作っていきたいです。
ところで、帽子って本当に素敵なおしゃれアイテムだと思います。でも現代の人はあまりかぶらない。冬は防寒のためのニット帽、夏は日焼け対策にストローハットなどをかぶるけど、もっともっとおしゃれな帽子をかぶる文化が戻って来たらいいのに!


2016年12月13日:憧れのanglepoiseがうちに!

ほんの数週間前にその存在を知ってからどんどん気になってしまっていた、イギリスのanglepoiseのデスクランプが、本当に我が家に来てしまいました。
12月は私の誕生日という事もあって、毎年素晴らしいプレゼントを用意してくれる主人です。今年は、偶然出かけた先で見かけたこのイギリスのランプに魅了されてました。でも、デスクランプとしては随分高価だし…、私には分不相応なんじゃないかと…。でも、その日からイギリスのドラマでたびたび目にする(意識しだしたから目に止まりだした)ようになって、気持ちが募って、遂に先週末買って頂きました。通常のanglepoiseは、そんなにカラフルではなくて、黒、白、シルバーなどがスタンダードらしいんだけど、今回はデザイナーのMargaret Howellとのコラボカラーで、私の大好きなグリーンです。色の名前をseagrassといって、本当に海で見つけるシーグラスにそっくりの色です。でもよく見たら、うちにはこの色の物が色々とありました。スケール、ソファ、主人の自転車も同じ色。自然に惹かれる色だったんだな。作業部屋に置くと、すごい存在感を放っていて、神々しいくらいです。このランプに見合った作業が出来るよう、精進しま〜す♪


2016年12月8日:横浜水天宮へ

先日の戌の日に、京急線南太田近くの、横浜水天宮へ安産祈願に行きました。この時季にしては本当に穏やかな陽気の日で、お参り日和でした。ここへは、前回姉の安産祈願にも来たのですが、姉は見事に安産でした。病院について2時間ほどで生まれたとの事で、あ〜〜、あやかりたい!ということで、神頼みです。戌の日と、天気の良いこともあってか、妊婦さんが沢山!姉の時は、2組だけで執り行なったのですが、今回はいちどに9組ほどいて、その前もその後も次々と妊婦さんが訪れているようでした。神社自体は、山の裏面に沿って建っているような、ちいさな佇まいですが、有名な神社との事です。この後はのんびり公園でパンを食べれるような陽気でした。そろそろ見納めの、黄金の銀杏の木が輝いていました。


2016年12月1日:色の見本帳みたい!

以前デザインをご依頼頂いた、雑貨サイトの「ZakkaHolic」様から、3度目の増刷のご依頼がありました。
毎回、色合いと紙などを変えてオーダーがくるので、気がついたらこんなにバリエーションが沢山になってた!並べると我ながら、うーん、かわいい。長くデザインを使って頂いていて、有り難い限りです!写真には無いけど、裏面もかわいくなっています。 印刷は、もちろん大好きなレトロ印刷JAM!チャンスさえあれば私がいつでも使いたい印刷屋さん〜。自分でも、こんな風に沢山の色展開でいつか何か作ってみたいものです。


2016年11月29日:ある朝郵便ポストが…

このところ縁があって毎日家の近くのポストに通っています。ポストに通うって、私はどれだけ出無精なんだ、て感じだけど。ポストが近くにあるのはとても便利で、私のライフスタイルには助かっているのです。
ところが今日いつものようにポストに行ったところ、あれ!年季の入った古ぼけたレトロな赤いポストだったはずが、もぎたてのピカピカのりんごみたいな真っ赤なポストに変わってました!うむむ…、当たり前の日常が、予告もなしに変わってしまうって、こういうことを言うのかな。なんだかすっごくズシンときました。前のポストは投入口が狭かったので、確かにA4サイズは入れにくかった。そういう面では便利に、betterになったんだけど…、なんだろ、この喪失感。そして、想いは仕事を終えた古ぼけたポストの方にどうしても行ってしまう…。どうなったのかな、撤去されたポストは。


2016年11月12日:HotelNewGrandでアフタヌーンティー

会社員時代の同期が横浜に遊びに来てくれました。なんか特別な時間を過ごしたくて、由緒あるHotelNewgrandでアフタヌーンティーを楽しみました。
中庭に面した窓際の席で、イギリスの昔の貴婦人みたいにゆっくりと時間を過ごしました。久々の女子トークに花が咲いた〜。メニュー内容は、お決まりのサンドイッチ、スコーン、プチガトーに加えて、ポテチがあったのが嬉しかったです。全てミニサイズがお上品だわ。
本当に気持ちのよい秋の日で、お散歩にうってつけ。いつもより沢山の人が山下公園にいました。銀杏並木を抜けて、横浜開港資料館の中庭を通り、久々に横浜開港記念開館の中に入りました。昔の大工さんの心意気を感じる細かい装飾が美しく、天井のレリーフ飾りや大理石を使った柱、階段の手すりなど、うっとり。ここには日本の景色をテーマにしたステンドグラスがあるんですが、平成20 年にガラスをひとつひとつ外して洗浄して、手入れした物だそうで、きちんと手入れしながら保っているんだな〜。この日も、各お部屋に予定が沢山詰まっているようで、この建物の良い所は単に博物館とするのではなくて、会議室として実用され続けている事。なので、長年保たれているんだね。素晴らしい!横浜が大切にしたい名所のひとつです。
友人2人は建築や美術に造詣が深いので、とても豊かな気持ちで過ごせた秋の日でした。


2016年11月8日:我が家に来た新しい暖房器具

マンション以外の家に引っ越して初めての冬です。寒い…!ずっとマンションにしか住んだ事が無かったので、一軒家スタイルの家がこんなに寒いものだとは…。
唯一エアコンの設置の無い、作業部屋のために、ヒータを購入しました。「Aladdin」というブランドの、遠赤グラファイトヒーターです。コンセントさして、スイッチを入れるだけで一瞬で温かくなるので、びっくり。こういうヒーターって、もしかして局所的に温かくなるだけかな〜と思っていたら、つけてしばらくすると、上着を脱ぎたくなくなるくらい温かくなります。こちらのブランドは、実家には昔の駅舎に置いてあるみたいなレトロな石油ストーブがあるので、少し憧れてました。うちで購入した物も、電気ストーブのわりに、レトロなスタイルが気に入っています。これで冬の作業空間は快適に過ごせそう!買って良かった!


2016年10月24日:秋を彩る刺繍ブローチ

妊娠してつわりが大変で…。minneでの制作販売を辞めていました。なんだかブローチを作る気力が無くてね。でも、ここんとこのお仕事が全て落ち着いたので、なんとなーく手持ち無沙汰になって、新たにフェルトではなくて、刺繍のブローチを作ってみました。やり始めると、秋のアイテムって何かなとか、色々考えて、いっきに4つできました!色々な刺繍糸を色鉛筆のように使って、線で絵を描いていくように刺繍を刺す。とてもリラックスした時間。これで紅茶が飲めたらもっと素敵なのになぁ。


2016年10月7日:やっぱり版画は楽しい!

とても久し振りに版画をやりました。お店のロゴマークのお仕事ですが、本当にお待たせしちゃって申し訳ない…。今回は、デザインが細かいのと、色々とフレキシブルに使いたいのでインクののりの良いゴム版で作成。ゴム版にも2種類あって、市販されている物ではハガキの2倍版のは表面が固くて、彫るのに比較的力がいるけど細かい作業ができます。ライノカットに近い仕上がりでできる。それ以上大きいサイズの物は、ゴムの質が変わって、表面が柔らかくて彫り易いけどインクののりが悪い…。なので、今回は理想的な版で作る事ができました。
刷り上がりも早く載せたいけど、お客さんのOKが出てからまた紹介させて頂きます。改めて、ロゴとかマーク作りは楽しい!私の好きなようにデザインさせて頂いて感謝です。


2016年10月5日:進まない私の作業…

ここのところ、全然新作をアップ出来ていない理由のひとつは、こちらで紹介出来ない仕事が数ヶ月続いていたからなのです。そちらでいっぱいで、自分の作品どころではございませんでした。
その中で、ひとつテキスト編集の仕事をしています。なんだかんだで制作時間に1年以上費やしてしまった…。でも、こちらは写真撮影もやらせて頂いたので、わりと全面に私色が出ています。それが多分来月には発行にこぎ着けられそうなので、わくわくしています!なのに今日、入稿前の最後の確認作業のためにプリンターのインクを買いに行ったのに、1色足りないの買って来ちゃって…。あ〜〜時間の無駄!!結局今日は作業が進まずじまい。てな感じで、自分の不注意に飽きれてますが、まあ焦って作業して間違えて発行しちゃうよりはよしとしよう。テキストが出来上がったら、こちらで紹介しますので、お楽しみに!


2016年9月21日:パレオダイエットレシピブック

いとこがパレオダイエットのレシピブックを出しました!
パレオダイエットって、あまり馴染みの無い言葉ですよね?私も全然知らなかったんだけど、どうやら「パレオ=旧石器時代」とのことで、人類が穀物を食べるようになる以前の、原始的な食生活の事で、欧米ではもっと知られているよう。炭水化物の摂取を減らし、体脂肪の低下につなげて、体が元気になるそうです。
いくつかレシピを紹介してみると、やはり野菜や肉(がっつり系!)が主で、パン粉の代わりにナッツで揚げるナッツヒレカツとか、パン粉の代わりに山芋をつなぎにする原始ハンバーグ!そして一番驚いたのが、カリフラワーライスの原始風タイカレー!見た目は白いご飯かと思ったら、カリフラワーだとは驚き。スイーツのレシピも、お砂糖を使わずにメイプルシロップや果物の甘みを使っているよう。すごいなあ…。私なんて妊婦なのに、作るのが億劫でカップラーメンとか食べてました…。(今はやめてる!)
この食生活、完璧にやろうとしたらかなりストイックになっちゃうけど、少しずつなら始められそうだね!糖質ダイエットとかとラインは同じような気がするので、誰にでも興味の持てる事だと思うよ。写真も装丁もとても美しい一冊です、ぜひ手に取ってみてください。


2016年9月2日:幸せな1日になりますように…

この一ヶ月、実は取り組んでいた事がありました。それは、カナダに住む大切な友人の、結婚式のウェルカムボード作りです!
彼女とは日本に研修に来ていたときに出会い、2012年の私の結婚式にも、カナダからわざわざ出席しに来てくれました。距離も、時間も隔てられているけど、彼女とはいつも気持ちが通じ合っている気がするのです。実はショートノーティス(お知らせが遅かった…)だったので、カナダへ行く事はできなくても、ウェルカムボード作りは私ができる最大のお祝いかも!頼んでもらえてとても嬉しかった。
ベースは私の得意(?)とする刺繍で作りました。フレンチノットをせっせと重ねて文字を刺し、その周りには、後で使ってもらえるかな〜と思って、2人にまつわるモチーフのブローチを装飾。仕上げは、やっぱり結婚式なので、周りを造花で飾りました。これはフラワーアレンジメント得意の母にメインで手伝ってもらって。自分では大満足したので、絶対気に入ってもらえると思う!
結婚式は2週間ほど先なので、フライングで出しちゃったけど、いいかな。晴れやかで素晴らしく美しい一日になりますように。おめでとう!


2016年8月2日:レースが好き

新しい家に引っ越して楽しみのひとつは、カーテンを新調する事。窓のサイズって結構家によって違うので、経済的じゃないとも言えるけど、カーテンがお気に入りだと、気持ちあがる!で、まずはレースのカーテンを選んでいるんだけど、なかなか選べない!ミラーレースとか、遮熱とか、機能的なカーテンにするか、レースで選ぶか。ここのところめちゃ暑いので、遮熱したいけど〜〜、でも窓の外の景色が見えにくくなるのは残念。綺麗なレースも沢山あるけど、ちょっと高価…。
なので、大船の生地屋さんで華奢なレースを買って来てキッチン横の窓用に作りました。メーター680¥で、こんなに楽しめるなんて。影までレース。光がちらほらと形を変えて、綺麗!見ているだけで嬉しい気分になる。カーテンの数だけ、楽しみがあるよ。


2016年7月19日:お引っ越し!

理由があって、横須賀市から鎌倉市に引っ越しました。面白い理由じゃないから割愛するけど、14日に越してから初めて一人の一日を過ごしていて、改めてロンリネスを感じています。今まで横須賀で住んでいた場所がもの凄く賑やかな立地だった事もある。今の場所は、住宅街のまっしぐらで、車の音というより人や犬の話声がすぐに聞こえてくる。それくらい静かな場所。場所には個性があるので、これから独特の面白い場所を見つけていきたいと思っているけど、越して5日目だけど、写真好きの私が特に写真を撮りたいと思わないのは、何かを語っている気がする…。でも、引っ越しに踏み切ったのは自分の決断だし、暫くここで暮らしてみたいと思う。
写真は、引っ越す2日前に走水の海岸で。すごく暑い日だった。


2016年6月15日:新柄包装紙!

レトロ印刷JAMが大好きで、チャンスさえあれば使おうとしている私。今回、ネットショップの紙袋用の包装紙が無くなりそうなため、再びお世話になりました。
今回絵柄に使ったのは、だいぶ昔に2色刷りのゴム版画で作った、ボトルのデザイン。色は悩んだ〜〜。でも、紙はクラフト紙と決めていたので、クラフトに合うのは赤なので、赤青の配色にしました。すっごくいい感じに出来上がりました!
もうひとつは、ブックカバー用に今年作ったゴム版画。こちらはレモン色の紙に、爽やかな橙と水色の配色にしました。こちらもとても綺麗に刷って頂いて、感激。やっぱ好きだなあ。で、ブックカバーはさっそく自分で使っていますが、すべすべとした表面で、わりとしっかりしています。意外に長く使えそうだなあ、と思っています。A3サイズで、2枚500円送料込みで販売してますよ。ぜひ。
→Creemaの販売ページ


2016年6月7日:梅雨入り

関東も梅雨入りしました。アジサイのブローチを作りました♪去年も日記に書いていた、アジサイのブローチ。minneに載せていたら「欲しい」というお客さんからのお問い合わせがありました。自分の楽しみ用に作った物だったので、ごめんなさい!だったんだけど、改めてリデザインして作りました〜。こんな風にして、一度決めたパーツが動かないように、義理の母の作った素敵な針山に固定しながら縫い付けます。ブルー系とピンク系で2種類。しっかりと綿が入っているし大きめなので存在感ばっちり。どなたの手に渡るのか〜。


2016年6月3日:神楽坂temame 豆展

告知していました、神楽坂temameの豆展が始まりました。さっそくお邪魔しました!
お店は、神楽坂を登りきって大久保通りに出る直前の小道を左に入ると看板があるので分かりますが、かなり奥まっていて、光も入らなさそうな場所でした。でも、お店に入ると意外に明るい!商品もとってもよく見えました。さすがにお店の方が選んでいるだけあって、センスがよくオリジナリティに富んだ作品ばかり。自分も欲しい物がちらほら…。そして、私の作品もとてもお洒落に展示してくれていました!この中にこうして並んでいる事が嬉しい。豆展は6/11までやっています。
実は今回とても気になる作家さんを見つけてしまいました。ステンドグラスに手彩色と手描きのイラストでのブローチ。そしてステンドグラスによるミラーや時計がいくつかありました。ステンドグラス作品ってよく見えるけど、この方のは特別の世界観を持っていて、とっても素敵です。Culte(クルテ)さんというのですが、6/22〜6/26まで、temameで個展をするそうです!また行きたいなあと思っています。
→神楽坂temame


2016年5月30日:安浦の雑貨ショップ、テンコモリストア

横須賀、安浦町2丁目の雑貨屋さん、テンコモリストアに作品を納品しました!もともと、上町のスペース三季さんで定期的にハンドメイドショップを開催していたのが、今回本格的にショップオープンしたとの事です。店内は、手作りのパステルカラフルなウッドウォールと、個性的なランプでかわいい雰囲気。作品は、まさに今どんどん入荷している、という感じでした。とにかく横須賀で手作り活動している人を応援したい、という気持ちがすごく伝わるお店です。私もお世話になります〜。ここから、横須賀の手作りさんたちがどんどん盛り上がっていくといいですね!
→テンコモリストア


2016年5月28日:青空個展in横須賀ヴェルニー公園

告知していた、横須賀のヴェルニー公園での青空個展が28日土曜日に開催されました。初めての青空個展出展!お天気は曇りでまずまず。
でも、出展者の数もまずまずで、お客さんは通りすがりの人がほとんどでした。ここで手づく市をしているのを知っていて来た人はほとんどない様子でした…。それって開催者としてどうなの。横須賀で年中手作り市に出店している人も、「今日は全然だめだよ」と言ってました。
しかしながら、それでも学ぶことは多くて、色々今後のことを考えさせられました〜。まずは、遠くから見る人を惹き付けられるように、商品を平面的に置かないこと!その土地で期待出来る客層と、それらのお客さんがどういう物なら手軽に買っていこうと思えるか。あとは時期的な事ももっとしっかりと考えるべき。できれば青空個展が横須賀に定着してもらえばもっとお客さんも増えるはずだね。
来てくれたお友達に感謝!あと、一生懸命ブローチを選んで頂いたお客様にも感謝です!


2016年5月26日:準備に奮闘中!

今週土曜日の、横須賀での青空個展が楽しみです♪青空個展はずっと参加を検討していたのですが、今回はうちの近所の、しかも私の散歩コースでの開催ということで、とてもわくわくしています。今回のオススメ作品は、去年から作っているメガネケースです。刺繍の眼鏡はとても上手にできたし、裏面のテキスタイルも素敵なんです。
今日は、当日のディスプレイを完璧に予行練習しました。これを先にやっておかないと、夢にまで出て来てしまうので…。地元のお客さんとのふれあいも緊張するけど楽しみだな。売れなくてもいいや、一日楽しもうー♪


2016年5月17日:横須賀の料亭小松 焼失

昨日、横須賀に1885年からある料亭小松が全焼しました。なんだかやたらと消防車行くなあ、ヘリコプター飛んでるなあ、と思っていたらそういうことでした。この料亭は戦前から軍人に好まれて来た由緒あるもので、時代の流れに翻弄された感はある物の営業を続けていました。でも目の前にある歩道橋!せっかくの古い貴重な木造建築の景観が台無しだなあといつも思っていて、いつか記念日などに使ってみたいなあ、中を見たいなあと思ってたのに。しかも、撮っていた写真がこれだけ。逆の角度からの眺めも、何度も何度も眺めたので記憶にあるけど。古い板塀に囲まれた中で、どんな世界が夜ごと繰り広げられたのか想像をかき立てられる景色が、またひとつ消えてしまった。
頭に来ているのは、市がきちんと保存活動に力を入れていなかったこと!私の知らない事情があるのかもしれないけど、正直、「営業してるのかな〜してないのかもな〜」というくらいひっそりとしていたので、しっかりと目をかけてもらっていなかったんじゃないかな。あ〜、横須賀、文化ダメダメだよ〜。意識が低すぎる。しかも「消火栓」って見えるでしょ?消防署も目と鼻の先。右習えしたみたいに仏とか記念碑とかばかり文化財にしないで、人間の文化に密着した部分に着目すべし。


2016年5月10日:豆展の準備 大詰め

神楽坂にある「てまめ」さんにご連絡を頂いて、豆展に参加させて頂くことにしています。開催は5/31〜6/11。
コンセプトが面白くて、豆に関する作品なら何でもいいとのこと。実際のモチーフとしての豆ではなくて、例えば豆本、豆柴、マメな人など、アイデア次第で色々ありますよね。私も、「豆な人」案で試作品も作ったのですが、これって誰が喜ぶんだろう…みたいな作品になってしまい…。結局、写真のようなラインアップになっています。フェルトのブローチは、まめご飯をテーマにした物と、大きめの豆型のとてもデコラティブな物を作りました。大人でも胸につけて目立てるような。ペンケース(ポーチ)は、全て違う種類の豆で、豆の中にはひとつひとつ綿を詰めて立体的にした力作です!お近くの方はぜひ足を運んで頂けると嬉しいです。
→神楽坂てまめ


2016年5月6日:吉祥寺の古道具 ヴェルトラウム

ロンドン時代の友人が、吉祥寺に古道具のお店をオープンさせました。「ヴェルトラウム」といいます。ロンドン時代も、彼女とはしょっちゅう一緒にアンティークマーケットへ行っていたけど、私がスタンダードにかわいい物を選んでいるのに対して、彼女はいつも独特のセンスによって品物を吟味していた気がします。今、その感性がいよいよ磨かれて、まさに彼女ならではのワールドによって世界中から集められた品々がお店に並んでいました。
中へ足を踏み入れるとまるで四次元の空間が広がっているかのように、色々な国や時代、昔の人々が語りかけてくるような雰囲気を感じます。それもそのはず、彼女の集める物は、単に物として美しいだけでなくて、色々な独特な物語や歴史を秘めているのです…。見るだけでは、一体何に使われていたのか、果たして装飾なのか機械なのか分からない物も、彼女の説明を聞くと納得、ファンタジーの世界に誘われるかのよう。ひとつひとつイマジネーションを働かせて見るのが、面白かったです。
このお店、吉祥寺の末広商店街をどんどん歩いて行くと、右側にタテに楕円形の鏡の看板に「古道具 ヴェルトラウム」と出てきます。半地下のお店で少し分かりにくい&入りにくいかもですが、ファンタスティックな別世界を味わいたい方はぜひ訪れてほしいです。博物館みたいに、面白い物が沢山あります。
→古道具 ヴェルトラウム


2016年4月26日:横須賀 しょうぶ園

週末に、運動不足解消もかねて横須賀のしょうぶ園へ歩いて行きました。今はしょうぶの季節ではないので、園内はどんな感じかな〜と思っていたのですが、実は今は藤の季節!素晴らしい藤が楽しめました。
藤と言えば紫だけど、ピンク、白、そして珍しい八重咲きの物もありました。そしてなんと言っても満開!藤のトンネル、藤棚などに囲まれて、優しい藤の香りも充満していてとても心が癒されました。この季節は、他には白い小振りのあじさいも満開で、シャクナゲは少し元気がなさそう。しょうぶは葉が元気に伸びて、6月の季節に準備万端の様子でした。
藤の季節は5月頭までなので、GW中も楽しめそう。園内には、食堂の他にお弁当を持ち込んで食べられる休憩スペースも充実しているので、のんびりと出来ました。いいな〜、横須賀、こういう渋い所があるから好きだ〜。
→しょうぶ園


2016年4月18日:大和駅前「純喫茶フロリダ」

友人のお誘いで、大和駅前で月に一度開催される、「大和プロムナード」という骨董市へ出かけました。友人とはロンドン時代からよく色々なアンティークマーケットへ行きました。さすが、彼女はこれを仕事にしてしまっただけあって情報通で、かなり規模の大きな骨董市でした。神奈川に住んでいるのに知らなかったなんて…。朝6時からの開催で、掘り出し物は早いうちに業者さんが買って行ってしまうそうです。なかなかの見応えでした。また行こう!
ところで大和はなかなか行く機会が無かったけど、今回面白い場所を見つけました。駅前で異空間を放っている、「純喫茶フロリダ」。あまりの存在感に無視して通り過ぎる事が出来ず、お茶をする事に。階段を上がる時のこのわくわくがたまらないなあ。入ると、なぜか中国の夜店で見かけるような、立体的に見える動物のリアルな絵が壁中に貼られていました。ソファの色はよもぎ色とパープルの2色使い。何かコンセプトがありそうだなあ。70年代〜80年代のドラマの世界にそのまま入ってしまいそうなムードで、トリップ感満点でした。この他にもちらほらと面白い店が、大和には残っているようです。全国でも非常に珍しくなってしまった◯◯ミュージックなるお店も元気に営業していました!


2016年4月12日:国府津の看板建築巡り

あまり注目されていない場所にある古い建物を求めて、このたび国府津を訪れました。国府津と言えば、JR東海道線の行き先として聞いた事があっただけでしたが、街道沿いの街なので、絶対古い建物があるはず!と目を付けました。
結果から言うと、街道の雰囲気は残っていますが、訪れたのが日曜日という事もあるのか、とってもひっそりとしていました。そして貴重な看板建築は、あまり注目されずに数軒佇んでいました。その中でも最も様式の特徴が目立っていた一軒は、前にチューリップが植えられて現役で幼稚園として活躍しているようでした。素晴らしい!やはり古い建物も使われる事で保ちますから。次に、表通りに面していない、建物と建物の間から見えていた、モルタルの壁が古めかしい建物。明日にでも解体されそうな雰囲気でしたが、どうやら隣接する病院から察するに、昔は病院だったんでしょう。雨よけの装飾とか、今だったら誰も敢えて作らないような様式。や〜、もったいない。 特徴の目立つものは6軒ほどしか見つけられなかったけど、ひとつひとつが美しくて満足しました。あとは、商店がもう少し賑やかになるように若い人たちがどんどん何かを始めたらいいのにな、といつもながら思いました。そこに住む人たちが、大きな街に出なくてもその街で過ごしたくなるような場所が、どんどんできれば、古い建物も注目されて再生の可能性が見えてくると思います。


2016年3月22日:ホテルニューカマクラ

JR鎌倉駅のホームから密かに見える「Hotel New KAMAKURA」のアイアンワークの看板文字が、前から気になっていました。鎌倉を訪れる人の中で、どれくらいの人が気づいているでしょうか?先日友人とランチをしたついでで近くまで歩いてみる事にしました。
私の見ていた文字は、駐車場の入り口の門で、その奥に明治・大正時代を思わせるようなマスタードイエローの建物が地味に佇んでいました。正面に大きな桜の木があるため、建物の写真があまりうまく撮れないですが、春には綺麗になるんだろうな。建物の屋根の上には、駐車場の門と同じ看板が取り付けてあり、小さな建物ですが趣はタップリです。入り口の説明書きによると、大正時代にホテルとして建てられたということ。芥川龍之介も泊まったとの事で、かなり由緒ありそうです。親切なホテルの方に誘われて、中まで見せて頂きました。
一階の、入り口を入ってすぐの所も客室で、まるで古い講堂みたいなドアがついていました。赤い絨毯をたどって2階へ行くと、こじんまりとした客室が廊下に並んでいます。あまり宿泊客が無いのか、ほとんどのお部屋を見る事ができましたが、全て内装が異なっていて、こたつのある和室までありました!お部屋には、憧れの上に開けるタイプの吊るし窓があり、地味ではありますがレトロな雰囲気で素敵。やっぱりこういう古い建物は、実際に使ってこそ生きてくるよなあ、と本当に思います。
ホテルの方によると、この建物は色々な歴史を経て社員寮として使われていた事もあり、平成に入ってから再びホテルとなったとのこと。こんな珍しく貴重なホテルが、あまり騒がれもせずに密かに鎌倉にある事が、なんか宝物を発見したような嬉しい気持ちになった午後でした。


2016年3月1日:少しずつ春に

春の到来を、くしゃみと鼻水で感じている今日この頃です。
桜の開花を前に、桜の木のブローチがブレークです!7つのご注文を頂き、小さなフレンチノットを重ねてせっせと作りました。ひとつ作るのに4時間くらいはかかります。今まで販売した木のブローチは、ざっと100くらいかな?売れるのは嬉しいけれど、いつも「さようなら〜」という気持ちで見送ります。可能なら、全て一同に会して見てみたいなぁ。


2016年1月14日:レトロ紙に夢中

前にも書いたけど、和菓子屋さんや地方のお土産の包装紙のグラフィックが好きで、集めてましたが、どのように使えばいいかあまりアイデアが無かった。でも、一番シンプルだけど「ブックカバーにしよう!」と思い、やってみたら楽しい!本を読むのさえ、一層楽しくなります。
写真は「夜長堂」の出している、そのまま使えるレトロ紙が77枚も閉じられている本。これを見た時は、買うしかなかった。柄だけでなく、印刷技法や紙の種類もレトロで、すごくイイ!!もったいないと思っていたけど、今年はどんどん使って、身近に置いて毎日楽しめるようにします。名刺入れも作ってしまいました〜。村上春樹なら、こういうのを人生の「小確幸(小さいけれども確かな幸せ)」というのかな♪


2016年1月7日:今年の初仕事

今年はもっと仕事が入るといいなあ。ということで、今年始めてのお仕事は、表札作り!…といっても実は昨年末から取りかかっているのですが、今、ニス塗りという大仕事をやっています。表札作りは今までやった事の無い仕事!小さいサイズの中に自分ならではの世界を展開して、木を掘ってお名前を中央にアレンジして…。なかなか楽しいお仕事でした。工作用の水性ニスは子供の頃にも使った事があるのですが、表札は屋外に据え付けられるので、耐水、汚れに強い油性ニスを扱っています。これがシンナーの臭いできついわ〜。でも、版画とは違う(同じ、木を掘るにしても)楽しさがあって、もっとやりたくなりました。
完成したら、全貌をこちらでご紹介したいと思います!