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My small story of a day.
日常のちまっとしたことを。

2019年12月19日:StampFactoryを畳みます

何の予定もしていなかった事だけど、minneで2013年から営業を続けていた、私の刺繍とブローチのお店、StampFactoryを畳む事にしました。突然この決心に至りました。
色々な出来事が重なって、この決断に至ったわけだけど、今までもブローチ作りをする事は、自分の本分ではないな、とは時々思っていました。でも、こつこつ作ると母親業や主婦業をしていても少しでもお小遣いにはなるし、楽しみにしてくれている人がいる事は励みになっていたし、何より、日々の鬱憤を空いた時間にはらすかのように、糸と針でちくちくする時間は、私に楽しみをくれていたのです。そう、確かにそうだった…。
妊娠出産を経てそれまでのように多くの時間を制作に当てられなくなった後、お客さんの足がかなり遠のいてしまいました。何人かのファンの方々には、ブランクがあっても戻って来てくれたり、楽しみにしてくれて、本当に感謝しています。今シーズンは、それでも目標金額を設定してクリスマスシーズンに向けて一生懸命作品を発表してきました。でも、残念ながら目標にはほど遠い結果になりました。
そこで、立ち止まりました。このままの成果しかえられないなら、自分が今までminneに充てていた時間を、もっと有意義に使えるはず。実行に移せていない、スケッチブックの中の沢山のアイデアを、少しずつでも実現に向けて進められるかもしれない。それに、日に何度もログインして販売状況を気にする気持ちのロスも無くせる!ショップをしていると、毎月売り上げ額の目標の目安を立てて作品を作るので、どうしてもひとつの作品に膨大な時間はかけられません。でも、ゆっくりでも、本当に作りたい物を作った方がいいんじゃないか?
正直、この決断に至った後は今までの作品を見たり、作品が売れるたびに嬉しい気持ちになった事を思い出して泣いたし、今でも涙が出てます。でも、制作をやめるわけではないし、今まで以上の作品を作れるチャンス、と思っています。イラストの制作は、今まで版画を主にやって来たけど、minneを通してフェルトに刺繍を刺していく楽しさを知ったので、そちらで面白い作品を作れるかもしれないです。最後に、毎年オーダーしてくれた方や、沢山の嬉しすぎる言葉をくれた方、私の一日を輝かせる言葉をくれた方、ひとりひとりお会いしてありがとうと言いたいです。年末まであと10日あまりですが、よろしくお願いします。


2019年11月29日:発見!新潟近郊温泉秘境

11月の中盤に2週続けて新潟近郊の温泉郷を訪ねました。
どちらも実は偶然の発見で、最初は五泉の「サントピアワールド」というレトロな遊園地へ行った帰りに寄った五頭温泉です。賑やかしい温泉街ではなくて、本当に静かな山奥の集落に少し温泉旅館が集中している、といった雰囲気。でもいくつかの旅館は目を見張るような建物で、まるで時代をさかのぼっているかのよう。木造3階建ての昔の映画に見るような作り。ひなびた雰囲気が最高でした。その隣にある公衆浴場が、驚きのぼろさでした。外観からだとちょっとビビって入れない。でも、実はお隣にある「華報寺」の共同浴場で、弘法大師に由来のあるお湯だそうで、入ってみれば良かったかな〜。
次の週に訪れたのは、紅葉の季節たけなわという事で、関川村の鷹巣橋です。有名な吊り橋のある紅葉スポットです。近所のひと曰く一番の見頃は一週間前との事でしたが、十分美しい。カメラマン達がたくさん訪れていて、娘がいいモデルになっていました。その橋を渡り終えて奥の方へ進んだところに、温泉宿がありました。吊り橋の上からよく眺めてみると、川に沿ってオープンエアのお部屋が並び、そこにハンモックやガーデンチェアも。楽しそう〜。紅葉の山に囲まれてこんな秘境みたいな温泉旅館で一泊過ごせたら、どんなに素敵だろう。帰宅後に調べてみたら、それはそれは素晴らしい旅館でした。
ということで、実はどちらも今回泊まれたわけでも立寄り風呂に入ったわけでもないのです。新潟に来てから、行った温泉は有名な村上の瀬波温泉だけど、ここはまあ普通の大きな観光旅館でした。家から車で一時間そこそこで行ける距離で、こんなに素敵な温泉宿が沢山ある事を知るのに、2年以上かかってしまうなんて…。しかもそこに泊まれる保証がないなんて悲しい。
よし!年内か年明けか、きっと計画しよう!


2019年11月11日:明治村へ

10月末に名古屋旅行をしました。主な目的は、主人のおばあちゃん訪問と、静岡の友人訪問だったのですが、サブの目的に明治村訪問がありました。というのも、前回おばあちゃんを訪ねた時は2月の大雪に見舞われて、ちょっと明治村は無理だったからです。その後、明治村にすごく興味が出て、今回念願の訪問となりました。
そもそも、明治村自体が、私の思っていた物を遥かに越えていた。私は、明治時代の町並みを再現したテーマパークだと勝手に思っていたのですが、それよりももっと歴史的価値のある屋外博物館でした。広大な敷地の中に市電とSL(土日のみ運行、残念ながら行った日は月曜日!)まで走っており、村内の移動に便利に使う事が出来ます。あまりに広すぎて、全てをつぶさに見る体力がなかったのが残念だけど、一番心に残ったのは旧帝国ホテルです。これは有名な建築家フランク・ロイド・ライトによるもので、一歩中に入ると別世界。全てにおいて手抜かりのないデザインで、度肝を抜かれました。ホテルのエントランス、カフェ部分などが残っていて、もちろん客室部分などが残っていないので、言ってみればはりぼてのような状態で、それを考えるとすごく悲しくなってくるけど、それでもこれを明治村に移築した人は偉い!!
そもそも、明治村は1960年代に開園、貴重な建造物が次々に(開発という名のもと)壊されていく状態をなんとかしようと、2人の人物がこのアイデアを実行したというのだからすごい。今でも、そしてどの時代にも、古い建物を壊す時に必ず反対運動が起きるけど、最後には大きな権力には勝てない。日本は自然災害の多い国だから、建物が長く続かない理由があるけど、歴史的な建物を敢えて壊すという決定には、どうにかして歯止めをかけられないかなと、改めて感じました。イギリスのNational Trustのような団体は、日本にはあるのかしら?でもあったとしても、今の日本では大きな力に対抗出来るほどの力はないんだろう。明治村訪問は、素晴らしい経験だったけど、多くを考えさせられました。懐古主義の私には、古い建物に囲まれた数時間は、別世界への訪問、唯一訪ねる事の出来ない過去への訪問に近しい物だったけど、かつては日本中がこの明治の文明開化の雰囲気に包まれていたのが、今ではこの数ヘクタールの中にしかないのかな、と悲しい気持ちにもなってしまいました。


2019年11月10日:クリスマス用包装紙

レトロ印刷さんに発注していた、クリスマス用の包装紙が届きました。今現在おうちにやんちゃなちびっこ怪獣がいるので、腰を据えて制作をする時間がないので、もう隙間時間にささっと描いた物だけど、それでも大満足のかわいさ!これで、紙袋を作ってプレゼント用にしたらかわいいだろうなあ…。本当に、日記に書く事は色々あるんだけど(見栄じゃなく)、腰を据えて日記書く時間ない!時間があれば、家事掃除がたんまりあるので…。でも今日はこれを書きたかった。ちなみに昨日クリスマスツリーも出しました。


2019年10月18日:やっと表札が…

少し前だけど、やっとこさ自分の家の表札を掲げる事が出来ました。結婚して7年にもなるのに…。最近は特にマンションの場合、表札を家の前に出さないことが多いみたいだけど、郵便屋さんは絶対あった方が助かるんだろうな。表札作るなら、物作りする身としては、やはり自分で作りたい。自分らしさ全開で作りました。絵本の世界の中に、娘をとじ込めました。今のところ、風雨にも耐えてくれています。


2019年10月5日:9月の帰省

昨晩はひどい嵐でした。ベランダがめちゃくちゃ〜。軽く片付けて、子供と夫をプールに見送って、これを書いています。
9月に横浜へ一週間少し帰省しました。夏の疲れを取りたいのと、娘が「ばーたんとこいきたい」と言っていたので。週末に夫が一人新潟に帰り、娘と2人で実家に残ったのだけど、娘はなんと今度は「はなちゃんのおうちにかえりたい」と言い出した。まいったまいった。今回は少し長めに滞在しようと思っていたので、友人と会う予定もいくつか立てていたのに…。毎日毎日、「今日帰るべきか」と思い続けて、娘を騙しながら結局一週間少しいたんだけど、でも楽しい想い出もたくさん出来た。
娘にとっての一番は、いとこの俊君と遊べた事かな。俊君がいると、もう親なんか目に入っていないみたい。走り回ったり、訳の分からない事を2人でぐちゃぐちゃ言い合って、本当に楽しそうに笑ってた。それを見るのは、親としてすごく嬉しくてくすぐったい。今までやった事ないようなアスレチックに果敢に挑戦したりして、積極的に遊ぶ娘。今回の帰省で、また沢山成長した気がする。
そして、私的には、今回2回回転木馬に乗れたことが収穫だった!回転木馬って、すてき。特に八景島シーパラダイスの物は、ひとつひとつ手づくりだとの事で、本当に模様や着色が素敵なの。そして、床は板貼りで、とてもアンティークな雰囲気。実は写真の物は、桜木町コスモワールドのもの。こちらも、階段の上に2階席があったりしてすごく凝った造りだった。今後もう少し注目してみたい。
帰りは娘と2人で新幹線に乗った。二回目だけど、正直しんどいな〜と思っていたけど、娘は終始楽しそう。あれやこれやと遊んだり、お弁当食べたりおやつ食べたりお喋りしたりして、なんだ、娘との2人旅、こんなに楽しめるんだ、と思った。でも、実は新潟に、自分のお家に帰れる事がわかっていて、気分が良かったんだと思う。今年2月の帰省の時は、おうちに帰りたいなんて一度も言わなかったのに、やはりこれは成長のあかしだね。大変だったけど、母は嬉しく思うよ。


2019年9月11日:残暑見舞い

いっとき、朝夕も涼しくなり、日中さえもエアコンに頼らなくていい日が続いていたけど、やはり厳しい残暑があったね。朝から蒸し暑く、夜も寝られないので体調が優れない。出かける気力がないので、毎日お家で娘と工作しています。ちなみに今日は台風の影響か、雨模様でどんより空、すごく蒸し暑い。この湿度、頭痛にきてます。
ところで、9月の頭に念願かなって今年は家族揃って浴衣でお祭りへ行けました。毎年、浴衣を着たいと願ってはいたんだけど、自分で着れないし、窮屈かもしれない、とか思っていて。ところが、本町商店街で成り行きのように買う事になり、着付けの予約までして出かけた当日、浴衣はすごく調子が良かった。暑い日だったけど、とても着心地がよく、心配していた下駄も順調で、家族揃っていつもと違う気分を楽しめた。たぶん、洋服で出かけたときの2倍は楽しい気分でいられたと思う。こんな風に、週末は方々でお祭りやイベントを訪ねて、平日は暑さもあって静かに過ごしている。時間を見つけてブローチ作りも再開。秋めいてくるのが待ち遠しい。


2019年8月22日:ミニチュア作り

本当に暑い夏。暑すぎて、娘が外へ出たがらない。いつもは「公園へ行きたい」「おでかけしたい」と言うのに。なので、おうち遊びを考えるのが毎日の課題だ。
最近私が子供の頃ぶりに、紙粘土を買った。子供の頃、一時姉と一緒にこの紙粘土作りにはまった時があった。まだ全然ミニチュアフード作りがブームなんかじゃないとき、小学生の私たちはせっせと紙粘土で食べ物を作り、水彩絵の具で色を塗っていた。その想い出がずっと心にあったので、まあそれの再来みたいなもので。今回、久し振りに作るとすごく楽しい。「はなちゃん、かみねんど だ〜いすき!」とは言っているけど、まだこねこねするだけしか出来ない娘を横目に、密かな情熱を秘めて指先を駆使して色々作った。改めて、紙粘土という素材はすごくおもしろい。すぐに固くなるけど、水をつければすぐに柔らかくなるので作業は比較的やり易いし、乾くととてもかたくなり、紙なので水彩絵の具もすごく塗り易い上に発色がいい。さらに、ニスを塗ると色が増々鮮やかになり、固く丈夫に美しくなる。あ〜、今楽しくなっているのでいい事ばかり目につくな。「だ〜いすき」と言っていた娘は少々飽き気味だけど、私の情熱の火はしばらく消えそうに無い。せめて娘の好きな食べ物をせっせと作ろう。


2019年8月12日:新潟版・夏の楽しみ方

今朝、娘と夫を東京行きの新幹線に送り込みました。今日からしばらく、一人で新潟に残り、作業の日々になります。は〜〜、しかしやること山盛り。さっそく張り切って家中片付けて掃除して、やっとおちついて版画をしていたけど、もう腰が痛くなっちゃって…。張り切り過ぎか、それともひ弱なだけか…。
今年はとびきり暑い。こんなに冷房を使っている夏も無い気がする。でも、今年も新潟の夏を楽しんでいます。
まずは、佐渡旅行。初めて佐渡へ行った数年前の、あまりに楽しかった想い出。でも、目的の、二つ亀海水浴場で泳ぐには寒すぎた。なので、新潟に住んでいる今、どうしても海水浴シーズンに再び行ってみたくて、タイミングよく両親を誘ってフェリーで渡った。ところが車を走らせてやっと着いた海水浴場の駐車場で、なぜか車がアブに囲まれた!窓にべたっと張り付くその大きさは4cmくらいの巨大さ!!もう怖くてたまらなくて、あまり迷わずに引き上げました。アブ怖いよ…。でも、佐渡では金山や相川の古い町並み、宿根木を両親に紹介出来て良かった。やはり佐渡、素晴らしいところです。2度目だったけど、また行きたい気持ちになっている。
先週末は、新潟村上が誇る美しい海岸、笹川流れへ。去年に引き続き行けて良かった。お日様が強いので、水はあまり冷たくはなかったけど、それでも水の中にいるといつもの暑さを忘れられて、4時間も遊んだ。今年また行きたいな。
昨日までの3日間は、新潟祭でした、昨日は住吉行列で新潟の芸妓さんの踊りや、太鼓などの山車を見た。夜は花火。2才の娘には、ずいぶんと色々な事を経験させている。その、初めて見る時の反応が見たくて、気がつくと、私も夫も出し物よりも娘の事をじっと見ています笑。暑い暑いといいながらも、やっぱり、夏って楽しいかも。彼らが帰ってくるまでちょっと頑張って、また新潟で何か楽しい事見にいかないと、夏が終わる前に。


2019年7月18日:ひまわりが咲いた

ひまわりが、花屋さんにあるひまわりみたいに、一点の曇り無く美しく咲いた!芽が出たのは5/17で、それからぐんぐん伸びて、帰省の時は水切れが心配で車に積んで行った。それが咲いた。嬉しいねえ。今年は、初めて種から花を育てたのと、ミニトマトの苗を育てている。これが楽しくって楽しくって。毎日、何度も何度もベランダに出て、成長を確認しようとしている。どちらも、夏の強い日差しを受けてどんどん成長する植物だから、少し見ないと変化があるので見逃したくない。おかしいな、子育てに通ずるものがあるね。
ミニトマトも、赤い実を重そうに付けた様子は宝石みたい。味の方も心配だったけど、もうお店で買う気がしないくらい甘くて美味しい!毎朝、「今日は何個収穫出来るかな〜」と楽しみです。よく行く公園でも、ひまわりが咲き始めたんだけど、ここはまたすごい。一つの苗から花が四方八方にいくつもついている。これは、花芽がついたらそこを切って脇芽を出したんだって。でも、それが出来ないのよ。だって、せっかく芽が出たところをハサミでちょきんと出来る??なので、うちは苗一つに一つの花。それが5つでおしまい。でも、花が枯れるその後まで、楽しみたい。


2019年7月9日:白山神社 アジサイ風鈴まつり

東京から友人が遊びに来た。写真を見返すと、楽しかった想い出がてんこもりなので、少しずつアップしていきます。
新潟市の中心にある白山神社には大きなハス池がある。ちょうど時期なので見に行った。背の高さに迫る立派なハスの葉の波の中に、まばらに開く蓮の花、蕾もちらりほらり。白山神社は、私が初めて新潟を訪れたときに、その風情に感激して、新潟に住むのも悪くはないな、と思った。今それが現実になっていて、友人にその光景を案内している。庭好きの友人はとても気に入ってくれた様子。内心「そうでしょう、そうでしょう」と思いながら一緒に歩いた。小さな太鼓橋を歩いて、ハス池を抜けると、アジサイが迎えてくれる。その先が境内に続く参道なんだけど、なにやら人が増えた。神社では、風鈴祭が行われていた。沢山の風鈴が下がり、その先には七夕のお願いごとの札が下がっている。いつもの門にも色とりどりの風鈴が沢山下がって、涼やかな音を響かせている。他にも、手水の桶の中のアジサイ、境内に置かれた大きな氷の塊など、暑い季節に涼しさを感じさせる、昔ながらの工夫が見られて、本当に日本古来の美的感覚に魅了された〜。今時の言い方をすると、白山神社のアートディレクションはどなたがしているのかしら?本当に素晴らしかった。友人に紹介出来て良かったわ。続きは後日!


2019年7月2日:ベランダライフ

うちの賃貸のベランダを、前から楽しんではいたけど(お花やら人工芝やら)、週末に遂にウッドチェアとテーブルを買ってしまいました。そうしたら、すごく楽しくて!さっそく昨日は夕飯前にベランダでおつまみとビールを17時過ぎまで。夏は日が長いので、すごく嬉しい。
今日は、娘がお昼寝の間に、針仕事をベランダでやったら、もの凄く気持ちよかった。風はそよいでいるし、木々のざわめきや鳥の声。海の音さえ聞こえないけど、遠くに電車の「ぽー」という音も時々聞こえたりして、なんだかのどかな気分になった。スケールの大きな幸せではないけど、こんな風にして、少しずつ自分の好きな物を回りに集めて、リラックス出来る時間が少しでもあると、頑張れる。夏の暑さも乗り切れる!そして、今年はベランダでトマトを育てています。赤くなってきていて、これも毎日の楽しみ。新潟市は都会だけど、やっぱりどこか、のんびりしてるんだよな〜。あと数日で友人が遊びに来ます。


2019年5月18日:毎日公園

こう毎日天気がよいと、お外で過ごしたくなる。近所には、2つの公園があって、ひとつはわりに人通りの多い通りに面していて、毎日お庭の手入れをする人がいて、とても居心地が良い。もう一つは、住宅街の中にあるので、いつ行っても人気の無い公園。入り口近くのトイレだけはひっきりなしに、宅配便の車に乗った人が立ち寄っているけど。でも、私はこちらの公園も好きだ。なぜなら、手入れは全然されておらず、木は枯れていたり草は伸び放題になるけど、自然の中で遊べる感じが好き。なので、娘とよく行くのだ。
大抵は、犬の散歩の人が来るくらいで、娘と2人っきりだけど、昨日は違った。隣の保育園の子供達が一斉に、わぁ〜〜っと遊びに来たのだ。これには娘もたじろぎ気味。ところが、その中の一人の女の子が、「名前なんて言うの?一緒に遊ぼうよ!」と言ってくれてからは、他の子供達も集まって来て、走ったり花を摘んだりかくれんぼをしたり、しかも私も混じって公園中を走り回った。当然娘が一番小さいので、遊びなども全然知らないし慣れていないけど、それなりに嬉しそうに走ったり、「まて〜〜」と追いかけたりして、楽しそう。気がつくと、私はシロツメクサの花束を持っていて(女の子がくれた)、娘の腕にはその腕輪が着けてあった。半時間くらいだったけど、私もとても楽しい時間が過ごせた。それで気がついた、子供ってすごい。知らない人でも短時間でこんなに打ち解けて、同じような素敵な時間を過ごせて、それが宝石のようにキラキラしている。子供自体が、キラキラした存在なんだなと、改めて感じた。保育園などに行っていない娘も、手をつないで走る楽しさを教えてもらえたね。


2019年4月28日:ソール・ライター展に行った

ずっと何ヶ月も机の前に貼り続けていたソール・ライター展のちらし。昨日やっと行けた。しかも娘が産まれて以来初の、ひとり展覧会!会期がもうじき終わろうとしているのに、ひっそりとした展示室。新潟万代島美術館は、アクセスが悪いせいか。でもおかげで、もの凄くゆっくりと、好きなように作品を味わう事が出来た。私は昔から、展覧会ですごくインスピレーションを受けるので、絶対に手帖と鉛筆を持って、感じた事をそのまま書き留めるんだけど、その習慣をすっかり忘れてしまっていた。でも、もの凄く色々と感じる物があったので、監視のお姉さんに鉛筆を借りて。
ソール・ライターを知っていた訳ではなくて、チラシの写真にすごく惹かれていたんだけど、実際写真を見たらそれ以上だった。初期のファッション写真にはあまり惹かれなかったけど、やはり彼も自分の最も好きだとする、ストリートショット。この中に世界があった。最も感じた事は、私たちが普段成功ショットと感じるのは、しっかりと対象にピントのあった写真だけど、アートフォトにおいては、むしろブラーな部分に、すごく意味を感じる。あるいは、見えそうで見えなかったり、全て見えていないもの、そこに物語やミステリーを感じるのだ。彼は、後期に撮影していたカラー写真こそ重要だと言っているけど、私は白黒は、色という情報を省いて、よりメッセージを強く持てると感じた。だから、彼の白黒写真が好き。でも、メッセージ性の強い写真が必ずしも良いわけではないかも。
ほんと写真って面白い!色々な伝え方が出来たり、色々な解釈が出来たり。本来はつながっている時間の流れの中の切り取られた瞬間なので、そこにミステリー性を含む事も出来る。可能性は色々。私は昔から写真がかなり好きで、でも自分の中にその素質が無いので残念。もし人生を変えられるのなら、写真家か、建築家になりたい!


2019年4月24日:好きな時間

今、時間さえあれば、膨大な写真データの整理をしている。沢山沢山撮りためて、特に娘が産まれてからはビデオが増えて、パソコンに保存したままになっているから。いつか私のMacがパンクするんじゃないかと怖くて、外付けハードディスクを買った。でも、そうしたら想い出も振り返る形になった。それで、日々色々と感じる事がある。今日は、単純に「あー、私って、やっぱり版画している時間が一番好きだー」って思った一枚を見つけて。この写真は、横須賀で個展をしたとき、毎日版画に向き合っていた時のもの。リサーチイメージを目の前に沢山貼付けて、コーヒーを机に自分の作っている物にどっぷり浸かっていた。あー楽しかった、と思い出した。今は当然どっぷりとは浸かれないけど、こんな出来事があったこと、そして自分が好きな事を再確認出来た。まだまだ写真整理の日々は続く。次は何を思うのかな。


2019年4月9日:桜は7分咲

今日は雲が多いものの、わりに良い天気なので、娘とバスでお出かけ。新潟が誇る万代橋近くの堤防へ桜を見に行きました。去年は、娘の1歳の誕生日に横浜から両親が来てくれて、皆で桜を見たんだけど、寒かった〜。今年は、桜は少し遅いみたいで、今日で7分咲くらいかな。でも、温かくて、草の上に座ってのんびりと娘が躍ったり歌ったりしているのを見られる日和。やっとこんな季節になった♪
いつもと違う行動がしたくて、知らない道を入ったら、いい雰囲気のケーキ屋さんを見つけた。前なら、娘を連れてケーキ屋さん…、絶対にチャレンジ出来なかったけど、いつの間にかきちんと座って、嬉しそうに美味しそうにケーキを食べられるようになってた。「美味しいね〜」と言う気持ちを共有出来る喜び!それにね、東京や横浜と違って、素敵なケーキ屋さんでも、全然混んでないの。すごく気楽に時間を過ごせる。この良い季節に、沢山娘と出かけよう。


2019年2月12日:新潟に戻りました

昨日の夜、新潟に戻ってきました。寒さが違う!
ところで展覧会には、本当に沢山の方に来て頂いて、大感謝!懐かしい友人や、中学、高校の先生にも来て頂きました。千駄木の小さなギャラリーが、私の友人であふれかえっていました。本当に夢のような時間でした。一緒に展示した他の4人のアーチストの方々も、本当に素敵な方ばかりで、在廊中のおしゃべりが楽しかった。ふだんアーチストの方と交流する機会が無いので、本当にフレッシュな体験でした。しかも、みなさんご活躍されている本格的な方ばかりで、その中に入れて頂いたのが光栄でした。展示の様子を一枚しか写真に撮れなかった〜。なので、あまり写真が無いのですが、落ち着いたらきちんとホームページに展覧会の事と、作品を掲載します。まずはこの場を借りて、ありがとうございました。もう娘の昼寝中に寸暇を惜しんで制作しなくていいと思うと、少しホッと、でも毎日制作に突き進んでいた日々も貴重だったなあ。


2019年1月27日:制作終了!

今年初めての日記です。1月は、展覧会のための制作追い込みのために少しの時間も惜しんでやっていたので、日記も書けなかった…。ぎりぎりの昨日、ようやく作品が完成しました。本日額縁が到着して、すぐに作品をセットして発送…。本当にギリギリだ。学生時代の試験前みたいな感じでした。でも、今日は残す作業はいくつかあるものの、半年ぶりぐらいに少しゆっくり出来そうな日曜日です。
新潟は、昨日今シーズン一番の雪が降り、駐車場ではみんな雪かき。今日も今朝からまだちらほらと雪が舞っています。帰省の日までに、ベビーカーを押せるくらいは雪が溶けてほしい…。横浜はお天気かな。


2018年12月19日:思いがけない贈り物

今日も、新潟はえらい天気です。朝ほんの少し青空が雲間からのぞいていたので、色々と用事を済ませるために外出の用意をしたのに、あっという間の雨。そして、雷、氷、あられ…悪天候のオンパレード。午後になっても一向に雨は弱まる気配無し。それでも娘が寝てくれたので、これを書いているのです。そんな毎日に、光を射すプレゼントが…。こんな素敵なクリスマスリース缶クッキー!しかも、ミニサイズとかじゃなくて、本当のクリスマスリースのサイズ!娘と私の心をあっためてくれる、嬉しい贈り物でした。感謝…。しかも、中のクッキーもすごくうまい…。やっぱりクリスマスって嬉しい事あるな、やっぱりクリスマスって好きだなって思っています。


2018年12月1日:working hard

今日から12月!気がついたら、1月は一度も日記を書けなかった!実はアナウンスには早すぎるんだけど、来年の2月に展覧会に作品を出します。5人展なんだけど、テーマが、「ブンガクの中のタベモノ」です。とっても面白そうな企画でしょう!即答で出展を決めました。で、ここ数ヶ月は暇さえあれば、制作をしているんだけど、なにせ平日は娘が昼寝をしている1〜2時間の間だけ(時には昼寝しない時や、外出していてタイミングが無いときもある)、週末は、主人が娘を連れ出してくれている3時間あまりの中で、ばーーーーーー!!!っとすごい勢いで制作をするしかないので、まだ完成にはほど遠い状態。全部で6〜7点の作品を出したいんだけど、今完成しているのが3点…。まだ折り返し地点で、あと2ヶ月を切ったので、めちゃめちゃ焦っています。ただ、版画はやはり面白い。コンセプト考えて、スケッチブックや資料とにらめっこをして構想を立てて、版画を何版にするかの計画を練って、色を決めて、版の順番を決めて…。彫りに入るまでにかなりの工程があって、頭もごちゃごちゃになりそうだけど、その全ての工程が好き。家で一人で黙々と作業をしているのみだけど、何か孤独を感じなくて、むしろ、すごく気持ちがいきいきとしてくるし、気持ち的には沢山の版画家大先生達に見守られながら作業をしている気持ちになる。
そんなで、頑張っている。新潟の天気は変幻自在です!今日も、もう何度雲が空を覆ったり、雲が晴れて陽が射したりしたか知れない。これからしばらく、この季節に付き合わないといけない。気持ちを落ち着けて、過ごしたい。


2018年10月29日:あれから6年(回想写真)

昨日は結婚式から6年目の日でした。結婚記念日は一応入籍した日にしているけど、この日も毎年なんらかの形でお祝いします。神奈川にいたときは、結婚式をした教会の近くにある洋食屋さんに行くのがお決まりになっていた。打ち合わせの帰りなどに、よくそこで食事をしていたから。でも、新潟でお祝いするのは実は今年が初めてで、あ〜、外人墓地の辺りを散歩したいなあ、いい季節だからきっと素敵だろうなあと思いつつ。
ただ、久し振りにあの日の写真の入ったCD-Romを引っ張りだしてみました。会場側が撮影してくれたのもあるけど、友人が撮影してくれたのがすごくよくて。当日は、とにかく本人達は、予定していた通りに順調にいくのか、終わるまでそればかり気がかりで、会場がどうなっているかとか、友人がどのように過ごしているかとか、お食事はどんな感じかとかほぼ観察する暇がなかった。なので、友人が事細かに撮影してくれた美しい写真達で、今更ながら、当時の華やかなパーティーの様子を知る事が出来る。改めて見ると、これは本当に素敵なパーティーだっただろうなあ、出来る事なら、今度は自分たちが呼ばれてみたい!と思ったりして。ウェディングケーキも、デザートビュッフェと並んでそのまま置かれていて、わ〜、こんなに可愛いケーキだったんだって今更知った。会場に飾ったお花達も、私がこだわって、会場側にお願いした物ばかり。素敵なパーティーにしたくて、一生懸命だったのを思い出した。こんな素敵な想い出があるのって、嬉しいし、励みになる。また来年、見てみよう。


2018年10月17日:リサ・ラーソン展と植物園

木を彫りすぎて腕が痛いので、休憩に週末の出来事を。新潟市新津美術館へ、リサ・ラーソン展を見に行きました。彼女に関しての知識はほとんどなくて、近年小さなグッズを雑貨屋さんなどで頻繁に見かける、くらいのものでしたが、作品を見てほとほとため息。イマジネーションとクリエイティビティの塊だー。彼女は、自分の頭の中に沢山のイメージがあって、土に向かってそれを形にしている時が本当に楽しいという。作品を見れば、楽しくて作品を作っているのがよくわかる。図録の写真が素晴らしくて、久々に満足のいく図録をゲット出来た。あー、感性に栄養もらったー。写真は、娘さんの作る猫ちゃんのミトンだって。なんと、NHKのテキストに作り方を紹介されているとの事なので、チェック!
新津美術館の隣には、それはそれは素敵な植物園があります。入場料は無料で、本当に素敵な公園の中を自由に遊べる。自然のままのようでいて、よく手入れされている景観が素晴らしくて、密かに新潟の湖水地方と呼んでおります。娘も羽が生えたようにのびのび。でも、中央に池があるので、ごろんと転がらないように追いかけるのに大変。週末に、こんな気持ちのよい場所で、カフェオレを飲みながら過ごせるなんて、あー最高、という気分。この植物園の近くは実はお花の栽培がすごく有名な場所で、美術館の逆隣には園芸センターと物産館があります。すごく豊富な種類の植物が売られていて、この日は盆栽の展示会まであった。盆栽ってすごい。こんな風に、毎週末色々なお出かけが楽しくて〜。これで友達が近くに住んでいたら、新潟生活パーフェクトなのに。
帰りは奇跡的な一枚が撮れました。


2018年10月12日:木と格闘しています

今、作品制作をしています。娘のお昼寝時間の約2時間全てを制作に捧げているので、日記が全然更新されないままになってました。少しは書かないと、友達が読んでくれなくなっちゃう。今は、木を彫っています。私はずいぶん版画愛好家をしていますが、彫りたい線を彫って刷るゴム版画と違って、木版画は奥が深い。そのぶん、やり方さえ分かれば、色々な彫刻刀を使い分けて様々な表現が出来る。また、刷りでも色々な工夫が出来るし、重ね刷りも楽しめるのが、木版画の多芸なところだと思います。なのに、全然技術がなくて、私は苦しんでいるのであります。好きな作家は、川上澄生や川西英、イギリスではデビッド・ジェントルマン。少しでも近づきたくて、画集とにらめっこしながら研究はしているのですが、今はなかなか練習する時間がなくて、行き当たりばったりで彫っています。本当に、いくらやっても「また次回頑張ろう!」としかならないのです。難しいね…。でも、だからまたやりたくなるのかもしれない。いつかは、「よし、これだ」って作品をひとつでも作りたい。


2018年8月28日:まるちゃんよ 永遠に…

今朝、起き抜けに主人からとてもショックなニュースを聞いた。さくらももこが亡くなったという。あんなに才能にあふれた人はなかなかいないのに、早すぎた。
私世代でなくても、誰でもその人なりの、ちびまるこの思い出はあるんじゃないか。私にとっては、りぼん掲載の始めから読んでいた世代であり、それがアニメ化されると聞いたときには、クラスの友人と狂喜乱舞した。子供心に、信じられないくらいのbignewsで、そしてそのアニメの再現性の高さにまた喜んだ。ピーヒャラピーヒャラと歌い、まるこの口調をやたらと真似して、おばさんっぽい手つきで「やだよあんた」と友人と言い合って。ただ、最近のちびまるこちゃんのアニメはかなり絵が変わってしまっていたので、気持ちも離れてしまっていたけど、つい昨年さくらももこの仕事の集大成の展覧会を横須賀で見て、改めて本当に色々な事をこの何十年でやってきたんだな、駆け抜けて来たんだな、とファン心が蘇ってきた。
誰でも死ぬし、それは順番ではあるけれど、この人の順番は早すぎたよ。こんなに楽しい心を持っていて、才能と行動力に溢れている人が。神様に、あなたの選択は、間違いですよ〜、と言いたい。まるちゃん、本当にたくさん笑わせてくれてありがとう。これからも、元気が無いときはよろしくお願いします。


2018年7月30日:雨が足りない!

本当に暑い!この暑さは尋常じゃなくて、災害のレベルだとも言われています。毎日朝から、冷房の部屋に居続ける夏は、初めて。新潟は、寒さも暑さもレベル高い〜。
そんな暑いさなかにも、外出大好き我が家はお出かけをしました。昨日は涼しげな渓谷へ行くという事で、楽しみに…。新潟は少し車で走れば、こんな青々とした一面の田んぼの光景が広がって、特に昨日は抜けるような青空でとても気持ちがよかった。しかし、現地に行ってみると、なんと雨不足で、川が干上がっていました。ぎりぎり、子供が安心して遊べそうなくらいの水はあるんだけど、流れが無くてあまり冷たくなくて。ここまで川の水が無くなっている事で、今年の雨不足の影響を実感した。だって本当に雨が降っていないもん。新潟では、「梅雨入りしたの?」と言っていたら、なんと夏になってしまった。梅雨のぶんの貯水が無いのだ!なので、今日も乾燥注意報。蒸し暑さは無いけど、過酷な暑さで、地球がどうにかなってしまうんじゃないかと心配になる。神様、暑く乾いた大地にどうか雨を下さい…。


2018年7月9日:星の見えない七夕でした

この一ヶ月は本当にばたばただった。思えば、GW終わってからずっと落ち着かない日々が続いていた気がする。帰省から戻ってすぐに、娘が夜なかなか寝てくれないようになって、昼間もぐずりがひどくて苦労していたと思ってたら、三度目の入院。今回は長かった…。それで退院したと思ったら親子揃って風邪っぴき!実は今も風邪は治っていないんだけど、娘の機嫌は元に戻ってなんとかやってます。でも、私の方が、なんと嗅覚と味覚がなくなった!これは初めての経験。今までだって、風邪のせいでひどく鼻が詰まって夜寝られないとか、一日中鼻をかんでいた事はあったけど、こんな事初めて。試しにあらゆる臭いと思われる物に(例を挙げると、冷蔵庫の中のらっきょ(これは最強)、数日使った後の布巾、夏場のゴミ箱等々)顔を接近させて思い切り息を吸い込んだんだけど、臭いが0でした。味覚は、当然嗅覚が無くなった事によって付随的に無くなったんだけど、何を食べても美味しいと感じられず、食欲はあるのに本当にブルーです。
そして、華ちゃんに見せたくて飾った七夕飾りだけど、今年は星は見られなかったね。仕方ない、贅沢言えない、西の方々の苦労を思えば。本当に大変な事だ。でも、両面折り紙で簡単に作った飾り付けは我ながらとても素敵。この笹は、なんと散歩中に、近所のおばあさんが突然くれたもの。家の庭にある笹を切っているところに通りがかり、娘と眺めていたら、「この年になっても、毎年飾るのよ。飾りたい?」と、一本くれたのです。本当にハッピーな気持ちになった。新潟ではこういう親切にしばしば出くわす。昔のご近所さんの温かさが残っているみたい。星に願いをこめました。短冊を沢山下げたくて色々下げたけど、つまるところは全てひとつの願いにつながってます。それはね…。


2018年6月9日:5月の帰省

少し前の事になりますが、5月のGWに少し長く横浜へ帰省しました。新しい場所の発見としては、千葉の佐原は美しい水の郷。運河の両脇に江戸時代の佇まいを残す商店や民家がけっこう広い範囲で立ち並んで、タイムスリップしたみたい。遠くに望めるレンガ造りの煙突も、あちらに行ったら何があるんだろうと好奇心を刺激されます。ほんと、住んでみたいと思うくらい素敵だった。
懐かしの再訪は、もちろん横浜と横須賀です。5月はバラの季節なので、友人と港の見える丘公園へ。昭和の名曲「港の見える丘」を聞くたびに浮かぶ、ずっと行きたい場所だったんだけど、人でごった返し。しかも港とは名ばかりで、見えるのはウォーターフロントにそびえ立つ工場や倉庫などばかり。でも、バラの庭は本当に見事で、これだけ人が来るのも仕方ない。素敵な友人達とのテラスでのランチは最高でした。やっぱり、横浜は外人墓地のエリアが大好き。
バラと言えば、横須賀ヴェルニー公園へも。ここは、バラの景色の中に歴史ある軍港の景色が加わるのが趣があります。なんと言っても懐かしの土地だし(かつては、自分の庭のように来ていたの)、今年はここに娘と来られているのが不思議。そして、馬堀海岸でお散歩。この道は太陽からの逃げ場が無いけど、広い海と猿島、ヤシの並木の長い一本道、気持ちのすかっとする場所です。横須賀、やっぱりいいな。そんなこんなで長い滞在だったので、行きたかったところには結構行けた。鎌倉のスワニーでワンピースの生地も買ったし。なにより、娘にとって色々といい刺激があったと思う。同じ年頃のお友達に会ったり、いとこたちと遊んでもらったり、毎日おじいちゃんおばあちゃんに面倒見てもらったり。わりと機嫌良く毎日過ごしていた。
新潟に帰ってから、やっぱり思っていた通り、私にべったりになっちゃったけど、これも仕方ないな、成長の証としよう。それに出来る事がどんどん増えてきて、娘は自分でも楽しそう。私も、娘の変化を見逃したくなくて、焦る。


2018年4月20日:『小さな家のローラ』

「大草原の小さな家」と言えば、私の世代では誰でもピンと来るあの物語が、画家の安野光雅さんによって新しい本になりました。「小さな家のローラ」です。それを知って迷わず即購入しました。
私にとっての「大草原の小さな家」の物語は、おなじみNHKで放送されていたテレビドラマが導入ではありますが、それと同時期から繰り返し読み続けて来た、ヘレン・シュウエルさんの挿絵のついた翻訳物が心に残っています。と言っても、まだ大切に持っていて、年月で紙がすっかり茶色に変色してます。ページを開くと今でも、当時この挿絵とともに、アメリカの開拓時代の、何も無いけれど幸せそうな生活に胸をときめかせたことが思い出されます。特に、食べ物が出てくるとわくわくが最高潮に達して、グレービーだのエッグノッグだの、見た事も食べた事も無い食べ物に胸がいっぱいになっていました。(食べ物の下りだけ拾い読みしたりもしてました^^;)そんな想い出の物語が、全ページ安野さんの優しい水彩イラストで飾られているのですから、読む前から本当にわくわく。しかも、翻訳も安野さんによるもので、読み親しんだ下りが、絵本作家である安野さんによってどのように変化しているのかも楽しみです。


2018年4月11日:新潟は今が桜

「春は名のみの〜♪」という天気が続いている新潟です。でも、桜は方々で満開になっています。週末は、五泉の「村松公園」へお花見へ。でも、朝から雪の降ったというこの地域、現地へついてからも、さっき陽がさしていたかと思えば、突然氷が降り始めたりと、とても不安定な一日でした。公園の中に、常設なのか特設なのか、平屋の小屋が2つあって、中でゆっくりと焼き鳥などを食べながら花見が出来るようになってる。寒かったので、花見もそこそこに駆け込み、うどんやモツ煮込みを食べた。これがやけに美味しくて!お汁粉も甘くてうまかった〜。暖まってからお花見開始。
思い出せば、去年の桜の季節はずっと病院だった。ときおり食堂横のテラスに桜の花びらが舞って来たりして。あれから一年が経って、新潟で娘と桜を見ている。なんという変化だろう。花の季節に産まれたんだからと、「華子」と名付けた。友人から「華」という文字は、ことさらに木に咲く花を示すと教えてもらって、この字にして良かったと改めて思った。今は、まさに娘の季節だ。すごく嬉しい。今年の娘は、花を見上げて両手を上にあげ、「ほー」という高い声を上げながら歩き回っている。いちねんいちねん、どんな反応に変わっていくのか楽しみだ。


2018年4月7日:娘が一歳になった

先日娘が一歳を迎えました。私としては、一歳になるまでに色々とやりたい事があったのに、予定通りにはいかない、それこそが子育てなのだと実感してます。写真も、ばしゃばしゃ撮るだけ撮りっぱなしで、どうにかしたかったし、娘の絵も描きたかったし、記録にしたい事もあったのに、遂にこの日を迎えてしまった。
横浜から離れて暮らしているので、誕生日当日だけはどうしても、普段の週末と同じようにはしたくなくて、両親を呼び寄せました。色々忙しい都合もあっただろうに、何も言わずにすぐに旅行日程を組んでくれた両親に感謝。娘はおかげさまで、私と2人で過ごす時には見せない豊かな表情をころころと見せて、本当に楽しそうだった。なにより。ここんとこ天気の悪い新潟だけど、誕生日だけぎりぎりの天気になって、桜も見に行けた。そして、娘だけ仲間はずれは嫌だったので、赤ちゃんも食べれるケーキを作りました。
「0歳児」とはもう言えない事も少し寂しくて。でも、まだまだ可愛さが続いて行く事は確定。5月に横浜に帰ります。


2018年3月13日:新潟市美術館 野口久光展

新潟市美術館で行われている、野口久光展へ行きました。戦前から多くの映画のポスターを出がけたすごい人。そして、新潟市美術館は、引っ越して初めて。前から建物が気になっていたのですが、中に入ると、バババッと、モダニズムが目に飛び込んできました。何だ〜この感じ。チケットカウンタのアールや木の感じ、床や壁のタイル。マスタードイエローを用いた待ち合いスペースやカラフルなベンチも、すごく好き!そしてなんだか親しみを感じる…。そのはず、上野の東京都美術館や文化会館も手がけている建築家、前川國男の設計でした。前川氏は新潟出身だそうです。今回は雨だったので建物の写真が無くて残念…。待ち合いスペースのレジェのモザイクも美しいです。
ここに来られただけですごく興奮したのに、肝心の展覧会は、また素晴らしい物でした。原画がひとつしかなかったのは残念だったけど、当時このような芸術的なポスターが街を飾っていたかと思うと、もう誰も見る事の無い昔の時代を想像してとてもわくわくした。しかも、映画に忠実というよりも、映画の世界を自分のスタイルで表現していて、次は次はと見たくなる。特に文字の表現が秀逸で、英語に比べて日本語の文字のアレンジは難しいなと常日頃思っている自分が、いかに未熟であるかを思い知らされた!
ところで、私なんかは、映画館に手描きの看板が下がっていた時代を知っている最後の世代かもしれなくて、主演の俳優に一生懸命似せようとしているんだけど、若干顎のしゃくれ具合が違ったりして、姉と目配せで笑ったりしたもんだ。デジタル化が、多くの仕事を奪い去っていった。でも、今また手仕事が見直されているのは嬉しい事で、この展覧会は色々な事を思い出させてくれた。Very good!


2018年3月10日:村上の人形巡り

1週間前の事になっちゃいましたが、先週末は娘の初節句で、村上で行われている人形巡りへ出かけました。村上は城下町で、空襲の被害もあまり受けなかったため、古い家が多く残されています。その家々で代々受け継がれた素晴らしいおひな様や、武者人形などが一般に公開されるこのお祭り、すごく貴重です。でも、どんなに人が大勢押し寄せるかと思ったら、想像したほどでもなく、回り易かった。都内の美術展での混雑ぶりは本当に気違い沙汰に思える。実は今年は、初節句なのでぜひとも吊るし雛を買ってあげたかったんだけど、あまり探す機会もなくて買えませんでした。でも、村上で手づくりの吊るし雛をいくつか見ていると、これはやはり手づくりする物なんじゃないかと感じた。それぞれ異なる趣やモチーフ(くるまれた赤ん坊とか、めでたいエビや鯛が面白い)の表現の仕方、デザインのセンスを活かして色鮮やかに展開されている素敵な飾りだ。改めて、やはり娘のために作れれば…という気持ちがわいたけど、ちりめん細工は難しそう!来年に向けて今から計画しよう。


2018年2月28日:それぞれのアン

十代の頃から家にあった「赤毛のアンの手づくり絵本」の、唯一持っていなかったvolume2を、新潟の書店で買った!この本はとっても素敵で、赤毛のアンの物語に添って、各シーンに出てくるおいしいお料理やお菓子、手づくりの刺繍や布物を再現した写真と美しいイラストで構成されている。その頃、姉と2人でそれはそれはこの本で夢を膨らませた。もう少し大きくなったら、夢のようなレシピを元に、姉と一緒にクリスマスのご馳走を作ってみたり。こんな素敵な物が、誰かの手で編み出されたことが信じられなくて、しかも完璧なまでに美しい水彩画、それこそ「想像のつばさ」を果てしなく広げながらいつまでもページを繰った。やっぱり、その影響はあると思う、私が手づくりが好きになったのは。もちろん今でもこの本の足元にも及ばないけど、沢山のアイデアの源はこの本からもらったと思う。
そして、毎朝観ています、「花子とアン」の再放送!二度目だけどやはり毎回感動しながら観ている。名作「赤毛のアン」には、誰にでもそれぞれの想い出があるもの。私にとっては、この絵本の影響が大きいけど、村岡花子さんの翻訳は「丘の家のジェーン」で何度も読んでとても親しみを感じてきた。その翻訳家の半生を描いたドラマなので、なんだか色々なエピソードでとても感情移入してしまっている。改めて二度目観ると、役者も皆よくて、構成も良くてよく出来たドラマです。しかも、娘と主人公が同じ名前…。私にとってのアンの想い出に、今後このドラマが加わる事になりそう。


2018年2月20日:晴れの日ビスケット

全国の天気予報では曇りや雪のマークの多い新潟だけど、最近は現地の人しか知らない天気。朝から晴れ!雲は多いものの、日差しがかなりお部屋に入って、温かい。久し振りに洗濯物を外に干した。そして、こんな日はとっても出かけたいのだけど、腰の痛い私は娘をだっこしてのお出かけを諦める。娘が午前中に少し長めのお昼寝をしてくれている間に、ビスケットタイム!先日母が、雨雪の多いうんざりとした天気を過ごしている私を元気づけようと、送ってくれたIZUMIYAのクッキービスケット。色々な種類の入った大袋で、クッキービスケット大好きの私にはたまらん。そして、ひとつひとつの形が、かわいらしくて懐かしい。食べると、優しい甘さとさくさく感で、幸せの味だ。母の優しさを感じつつ、もうほんの少しだけ、娘がお昼寝していてくれますように。


2018年2月13日:大雪の中、友人は来た

大雪の新潟に、友人は来た。こんな季節に来るなんて、さすがこの友。しかも高速バスで!途中の交通の状況を心配したけど、無事に遅延も無く辿り着いた、よかった〜。でもこの天気なら、車を動かすのも大変で、もしかしたらずっと家で過ごす事になるかなと思ったけど、次の日は少しましな天気になった。
その次の日は、冬の新潟でまさかの晴天!なので、少し遠出をして、阿賀野市の瓢湖まで、白鳥を見に行きました。公園の入り口に入った瞬間に目に飛び込んだ、おびただしい数の鳥!想像以上の白鳥と鴨の数にびっくり。なにより、こんなに沢山の白鳥を見たのは、人生で初めてだし、白鳥達が頭上近くをどんどん飛んで行く。こんなファンタスティックなショーがただで楽しめるなんて、瓢湖はすごいなあ。白鳥って、水に浮かんでいるイメージだったけど、湖の半分は表面が凍っていたため、氷上を歩いている姿は可愛かった。意外に太く逞しい黒い足が印象的でした。それにしても、晴れた日の雪って、まぶしい!でも見渡す限りの雪景色に、友人と雪の上にバタンをやってみました。でも、案外雪の表面は固く、体は沈まなかった。
新潟市内は、古町商店街を案内しました。雪に埋もれた自転車、軒先のつらら、もの凄く太い氷の柱!毎日生活する人には大変さもあるけど、やはり雪って全てを美しく変える。風情のあるものに変える。今年の新潟市は、例年にない雪の毎日だけど、それを東京から来た友人に見せられて良かった。そして、毎日雪や子育てで閉じこもりがちな私に、羽の生えたような心のままの生き方をしている友人の色々な話に、すごく刺激を受けた。忘れていた旅のわくわく感が蘇って来て、今、私も旅がしたいー。
どんどん成長していく私の娘に会いたい一心で、この大雪の中足を運んでくれた、まるで娘のおばさんのような気持ちの友人に、すごく感謝と愛を感じた3日間でした。


2018年1月23日:昔の書体は素敵

先日、村上で素晴らしい物を沢山見たのでそれについて。
大町文庫という、お医者さんだった人が自分のたくさんの蔵書を公開した私設図書館で、沢山の復刻版の書籍を見ました。竹久夢二などが装丁デザインなどで活躍した時代の物かなあと思わせる、沢山の日本文学の本。もちろん復刻版ではあるけど、そのサイズ感、紙の手触り、職人の仕事を感じさせる印刷は、本来の本の良さを思わずにいられなかった。でも一番目を引いたのは、ずらりと並んだ美しい書体。英語のタイプデザインは星の数ほどあって、書体によってその言葉の持つ印象、雰囲気を自由に表現する事が出来る。でも、日本語でも、こんなに遊べるのかと思う、手によって作られたぬくもりを感じる書体ばかりで、改めて、「もっと日本語の書体に注目しなければ!」と思わされました。今回見たのは大正ロマンを感じさせる書体ばかりだったけど、平成をイメージ出来る書体って、どんなだろうって考えさせられてしまった。


2018年1月21日:村上市の塩引き鮭

新潟県村上市に、有名な塩引き鮭を見に行きました。テレビでは見た事があったけど、実際に天井からぶら下がる沢山の鮭を見るのは初めて!壮観でした。通りの軒下に沢山の鮭がぶら下がる、いわゆる鮭街道はあまり見る事ができなかった。村上の、寒くて湿った気候がこの塩引き鮭作りに最適なんだそうです。お昼に塩引き鮭を頂きましたが、普通にご飯と食べるには少し身が固く感じました。まあ、昔ながらの保存食だもんね。味が凝縮され、美味しかった。お茶漬けにしたいな。
町家が立ち並んでノスタルジックな町並み。あの松尾芭蕉が宿泊した旅籠も、火事で建て変わりはしたけど残っていて、井筒屋さんとして営業を続けています。中は、大正モダンな造りで、時間を忘れてゆっくりと過ごせそうなカフェ、わたしらは絶品の糀プリンと甘酒を頂きました。近所にこんな素敵な空間があったら、私だったら通ってしまいそうだけど、とても空いてました。
この村上市、風情のある町家が立ち並んでいて、実際に酒造りや醸造の老舗などが多いんだけど、「町家の外観再生プロジェクト」として、街ぐるみで建物をどんどん作り替えているそうです。江戸時代の宿場町のような景観に近づけようとしているのです。プロジェクトに賛同した個人の人までもが自宅を町家風に作り替えたりしています。興味あるな、この取り組み。まだお楽しみを残して来たので、また行ってみます。


2018年1月15日:大雪が降った

新潟市に大雪が降りました。新潟市内は雪が積もる事はあまり無いと聞いていたのに、今年に限って記録的な大雪!新潟県の中でも、特に新潟市で積雪が多かったのです。もちろん、私の人生初の大雪!かなりテンションが上がりました。とにかく11日の朝から雪が降り続け、予報では積雪10cmだったのが大幅に積もって最終的に80cmにまでなった。子供が小さいので、ほっぽり投げて外で遊ぶわけにはいかないから、何分おきにベランダで積雪を確認しながら、興奮がつのっていきました。気温も低いので、とにかくパウダースノウ!さらさらで、雪玉すら作れないくらい。
次の日、交通機関が麻痺しているため主人は一時間かけて雪道を歩いて会社へ向かいました。その日の午後、隣の奥さんに、とにかく車の上の雪を下ろさないと、車がダメになるかもしれないと教えてもらい、主人に早く帰宅してもらって雪かき。駐車場一面の雪の中をずぶずぶ入って行って、1m近く積もった雪を車の屋根から下ろす。面白いけど、永遠と思われる作業!でも変なスイッチが入って、ハッスル気味に雪を集めましたが、地元の方はとても落ち着いて、ゆっくり慎重に雪を下ろしていた。
次の日はなんとか晴れ!初心者の我々はもちろん車の運転は諦めて、とにかく食料の調達に徒歩で近くのスーパーへ。いつもの通りが様変わりしていて、とってもきれい。普段は通りに出ている人はほとんどいないのに、みんな家の周りを雪かきしていて、その光景だけでもわくわく。公園は完全に雪に埋もれていました。ブランコが埋もれている!その公園の中へずぶずぶ入って行く快感…。
いやあ、雪が積もらないと聞かされていた新潟市で、今年に限ってこんな雪が降るなんて、私たちは好運だったかな。今日は午前中はとっても晴れていて、散歩したかったけど娘の昼寝で断念。日が陰って来た。明日からまた、雪国らしい天気に戻ります。


2018年1月10日:新年初

1月3日に、車で横浜から灰色の新潟へ帰ってきました。途中雪がすごかった…。さて、新潟で初めての初詣は、新潟市内中心にある白山神社へ行きました。何の情報も無いままベビーカーに娘を乗せて行ったのですが、すごい行列!…と言っても都内の有名神社などに比べたらすぐにはけそうな程度でしたが、ベビーカーはきついなぁ…と言う事で、すぐに諦めて、越してから初めて白山公園見物をすることに。
この日は新潟の冬としてはあまりにも珍しい晴天!気持ちがすかっとしました。園内には重要文化財で、新潟県議会旧議事堂の建物が保存されています。大通りからも目立つ大きな建物で、一度訪れたかった。中には、昔の新潟市内の町並みの写真も展示されていて、とても興味深かった。昔は、新潟はお堀のある街だったんだって。でも道路の整備とともに、生活スタイルに合わせるために堀は埋め立てられてしまった。なんとももったいない!お堀と柳、そこに架けられた橋の景観が、今も残っていたら、どんなに素敵な街だったか!きっと今よりずっと観光客も多かっただろうね。
あまり意識した事無かったけど、この新潟県議会旧議事堂は、この時代に建てられた現存する唯一の旧議事堂建物なんだって。当時は同じような様式で日本中に建設されていた。とても貴重な物を見せてもらいました。
実は新潟市、私が思っていたよりも古い建物は多くはないです。期待した古い商店街も、どうやら無いようです。でもまだいくつかはあるはず…。街歩きできる季節になったら少し探してみようかな。